水平線を眺める家は、いかが -『チルチンびと』107号の予告篇-
春風に乗って『チルチンびと』107号の発売近し。
終の棲み家の研究ともいえる、60代70代の家づくり。
〈屋内にはいると、まず目に飛び込んでくるのは青の絶景だ。
全室を通して間仕切りのほとんどないM邸。
この眺めなら、この家なら、長生きができるように思われる。
『チルチンびと』春107号は、3月11日発売です。
春風に乗って『チルチンびと』107号の発売近し。
終の棲み家の研究ともいえる、60代70代の家づくり。
〈屋内にはいると、まず目に飛び込んでくるのは青の絶景だ。
全室を通して間仕切りのほとんどないM邸。
この眺めなら、この家なら、長生きができるように思われる。
『チルチンびと』春107号は、3月11日発売です。
春風に誘われて『チルチンびと』107号の発売間近。今号の特集は 「60代、70代の家づくり」「八ヶ岳に移住する」「祈りのかたち」。
もちろん、人気連載「ベニシアと正、明日を見つめて」(梶山 正)もありますよ。今号のテーマは「介護する人も、外の空気を吸いたい」です。
梶山さん、子供の頃から山が好き。ここ数年間は冬に「日本百名山」を登ることをライフワークにしている。『日本百名山』とは、深田久彌著の山岳随筆集。登山に集中したい梶山さんだが、目が不自由になり、介護の必要なベニシアさんのもとを離れられない。そこで、山行きの代償にと、ベニシアさんの誕生日プレゼントづくりに、せいをだす。プレゼントとは、布団カバーと電気毛布を買う。土間に敷くスノコづくりなど。文章の最後にこう書くのだ。
〈とにかくプレゼント作りにがんばったし、また僕は山へ行くぞ。追い詰められた状況にある介護側の人だって、新鮮な外の空気を吸いたいのだ。〉
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『チルチンびと』春107号は3月11日発売です。お楽しみに。
『金沢ばあばのまほう手帖』(小社刊)の売れ行きが、好調だという。著者・マスダさんの人生レシピの独特さもさることながら、そこに添えられた武藤良子さんの雪国の春のような、暖かい雰囲気の絵に負うところも大きいように思われる。その武藤さんについて、どういう経歴の方がと聞かれることが多い。
うまい具合に、好評連載『私のセツ物語』の最近版が武藤さんの担当である。それは、こういう書き出しだ。
〈18歳。高校3年の進路相談で「お前はどうしたいんだ」と担任に聞かれ「探検家になりたいんです」と答えたが却下された。
中学高校6年間の女子校の授業の中で、一番好きなのは美術の時間だった。音楽、書道、美術の3教科から選べる中、6年間ずっと美術を専攻していた。大きな窓と高い天井の美術室が好きだったし、男先生と女先生のふたり、どちらも好きだった。……〉
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武藤さんの『私のセツ物語』は、思いが募り一回ではおさまりきれず、さらに、先日 この続編が掲載された。どうかお楽しみください。
ラジオ J-WAVE の夕方、『GOOD NEIGHBORS』というワイド番組がある。「ご近所さん」とでも訳す、気楽な番
そこに、『金沢ばあばのまほう手帖』(マスダさん著、小社刊、発
1月18日~21日 16時10分~16時15分
登場することになった。
ここまでお読みになって、えっと思われた方、そうなんです。昨年
どうか、みなさん、ダイヤルを合わせてお聴きください。
12月5日付の『朝日新聞』読書欄の「売れてる本」のコーナーに
それにつづき、また「売れてる本」つまり、ベストセラーの1位に
いっぺんに、春が来たような気がする。その春について、この本の
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『金沢ばあばのまほう手帖』(マスダさん著)は、小社刊。好評発
『日本の美邸』の 「Art & Culture」欄に「現代デザインのパイオニア 松葉孝夫」という連載がある。1980 ~ 2000年代を切り拓いた、松葉孝夫の仕事を振り返るという趣向。松葉さんは、クルマ、化粧品など幅広い分野で仕事を手がけている。今号のページをひらいていて、先日聞いたニュースを突然、思い出した。
それは コロナという荒波にあらわれた今年。売れた商品、売れなかった商品はなにか、という小売店調査。もっとも落ち込んだのは、口紅で、前年同期56%減、頬紅34%減。化粧品でも、マスカラ、アイライン、アイシャドウは、落ち込みは小さいという。これすべてマスクのおかげ。売れたのはマスク、といえば、ナットクの話。そして、『日本の美邸』を飾っているのは、懐かしいように鮮やかに紅い、唇。コンセプトはインパクト「キッス・オブ・ファイアー」とある。
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『日本の美邸』7号は、特集「水と庭」。風土社刊。好評発売中です。
『日本の美邸』7号に、「日本の美味を訪ねる」というページがある。登場するのは、小田急線 東北沢駅から徒歩1分のフランス料理店「ぎんきょう」だ。設計を手がけたのは、建築家 泉 幸甫さん。「ブルガリアやルーマニアで見たロマネスク建築に独特のにおいのようなものを感じたのですが、その印象を参考にしています。各所にとりいれた木の温かみもポイントの一つです」(泉さんの話)。 さて、料理は? レストランからビストロへ。一流の味をカジュアルに親しめる、フランス料理を日常に、というのか根本精神であるという。お好みのものを1品ずつオーダーできるビストロ形式。さ、召し上がれ。
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『日本の美邸』7号は、特集「水と庭」。風土社刊。好評発売中。
ジングルベルの聞こえる季節になった。大きなサンタクロース像が迎えてくれるのは、『100にんのサンタクロース』をはじめ数々の作品を描いた絵本作家、谷口智則さんの家。「もともと古いものが好きで、生まれ育った家に愛着がありました。周辺の古い家が次々に新しく建て替わっていくのを見て、自分のところは残したいなと思い、主屋のリノベーションを決意したのです」。
ただいま好評発売中の『チルチンびと』106号の特集「家で働く暮らし」の中に「古民家と離れをリノベーション。絵本作家の感性が光る空間」という記事がある。念願かなって古い家に暮らし、敷地内のアトリエで作品と向き合う日々。そこにいたるまでのストーリーを、ぜひ、ごらんください。
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『チルチンびと』106 冬号、もう一つの特集は「薪ストーブのある住まい」。充実の184ページ。お早めに書店へ。
■テレビ番組「住人十色」と雑誌『チルチンびと』のコラボレーション企画「住人十色〜家の数だけある家族のカタチ〜」(毎日放送 MBS)は、毎週1軒の家と住人を紹介する番組。2019年6月8 日に放送された谷口邸の番組動画を、2021年3月9日までMBS「動画イズム」で視聴できます!
さらにWEB「チルチンびと広場」では、谷口さんのイラストが絵付けされた有田焼のお皿をプレゼント!
『チルチンびと』冬 106号の特集は二本立て。「家で働く暮らし」と「薪ストーブのある住まい」。まさに今の世の中にピッタリの家。『暮らしと仕事を両立させる二つのワークスペース」も、ご紹介しています。
〈…… Kさん夫妻がこの家に暮らし始めて約半年。夫妻それぞれのワークスペースを設けたことで、コロナ禍での在宅勤務も快適に過ごすことができたといぅ。「リビングから離れた2階に、独立性のある書斎を設けたことで、Zoomを使ったオンラインミーティングでも、家族に気を使うことなく声を出すことができるのでよかったです」というご主人。……〉
社会の変化に対応できるフレキシブルな家、ということです。ぜひ、ごらんください。
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『チルチンびと』冬 106号は、発売中。お早めに書店へ。
冬来りなば『チルチンびと』冬 106号、遠からじ。近日発売の予告篇!
冬号の特集は「家で働く暮らし」と「薪ストーブのある住まい」の二本立て。今の時期にピッタリではありませんか。特集「家で働く暮らし」から「風の通るアトリエ クリエーター夫妻の住まい 」を少しご紹介します。夫はプロダクトデザイナー、妻は画家。郊外のコンパクトな一軒家。
〈…… 北側のアトリエは光が均一だ。さらに画材や作品を傷める南からの強い光を避けられるので、アトリエを設ける上では常識的な配置といえる。ただ、N邸のアトリエは図面から受ける印象よりもずっと明るく広く暖かい。秘密は基礎ギリギリまで下げた床高と、白色で抜けた印象の壁・天井、そして北側の大開口だ。 ……〉
こういう家でこそ、仕事がはかどる、というものですね。
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『チルチンびと』冬 106号は、12月11日発売です。お楽しみに!