パンダの名前
上野のあちこちは、6月に生まれたパンダの赤ちゃんのおかげで、
美術館の帰りに、レストランに行ったら、隣の席にパンダが2頭。
赤ちゃんは、なんという名前になるかね。カタカナを、
なんて、話していたような。
上野のあちこちは、6月に生まれたパンダの赤ちゃんのおかげで、
美術館の帰りに、レストランに行ったら、隣の席にパンダが2頭。
赤ちゃんは、なんという名前になるかね。カタカナを、
なんて、話していたような。
西淑さんのイラストレーションは、ちいさくても地域で環ってゆく丁寧な暮らしをつくり育ていきたいという「チルチンびと広場」が目指すイメージをとても豊かに育ててくださっている。言葉に命を吹き込んで、膨らませ羽ばたかせる魔法のような西さんの絵の世界が存分に味わえる本、『なくなりそうな世界のことば』をnowakiさんで見つけた。知らない国の言葉というだけでもときめくのに、こんなにたくさんの響き、可愛らしい、情感豊かで、ユニークな、逞しい人々の営みをたっぷり吸い込んだ言葉があるなんて!こんなに愛しいたくさんの音が消えてゆこうとしているなんて。だいじなものは刻々と失われていくのだ。そのかけらを少しずつ拾い集めたかけがえのない絵本。開いたとたん夢中になって、どきどき、わくわく、しんみり・・・秋にぴったりのロマン溢れる一冊。我が家の「寝るまえ文庫」に殿堂入りです。
nowakiさんでは現在「ペットショップにいくまえに」展を開催中。チルチンびとでも連載をしていただいていた絵本作家のどいかやさん、とりごえまりさん、URESICAさんがはじめられた活動に賛同して、毎年この季節に開催される。いろんな作家さんたちがそれぞれ独自の表現でいきものたちへの大きな愛が小さなキャンバスの上で炸裂している楽しみな企画。今年も一点一点じーっと見入ってしまう力作ぞろい!
こちらのHPからはどいかやさん制作の小さな絵本のようなフリーペーパーがダウンロードできます。犬や猫を新しく家族に迎えたいと思ったとき、お金で買うというのではなく飼い主のいない動物をもらい受ける、ということが当たり前の世の中になってほしい、という切実な思いが、丁寧に描かれた紙面から伝わってきます。売り上げの寄付先でもある、動物保護に尽力されている全国の団体リストもあるので、犬や猫を家族に迎えたいなあ、とお考え中の方がいらしたら、こちらのページをぜひ覗いていただきたいと思います。
※展覧会情報
●京都 nowaki ペットショップにいくまえに展 2017「solomon ring」
9月15日(金)〜24日(日)11時~19時 期間中20日(水)のみ休み
参加作家:片桐水面・さとうゆうすけ・杉本さなえ・たんじあきこ・どいかや・はせがわはっち・樋口佳絵・牧野千穂・町田尚子・MARUU・ミロコマチコ
●東京 URESICA ペットショップにいくまえに展 2017
9月21日(木)~10月9日(月祝)12時~20時 火曜・水曜休み
参加作家:片桐水面・さとうゆうすけ・杉本さなえ・たんじあきこ・どいかや・はせがわはっち・樋口佳絵・牧野千穂・町田尚子・MARUU・ミロコマチコ
ベニシアさんが『チルチンびと』の表紙を飾ったのは、過去2回。
〈20歳のベニシアが日本に初めて来たときの冒険談を続けよう。 1971年春、ベニシアは瞑想の先生プレム・
「必ず恵みの風が吹くでしょう」〉
風は、吹いた。
………
さて、ベニシアさん、『チルチンびと』3回目の表紙登場は、
ベニシアさんが『チルチンびと』の表紙を飾ったのは、過去2回。
〈気持ちがあれば、できる。
そして、最後は、ベニシアさんのこういう言葉で、終わる。
〈「庭は私にとって趣味じゃない。
趣味じゃない。選びとったライフスタイル !
………
『チルチンびと』秋 93号は、特集・花の咲く家。9月11日発売です。表紙は、
「こぐまちゃん」シリーズの作者・
『しろくまちゃんのほっとけーき』の奥付けを見ると、
オトナもコドモも惹きつけるこの作者の素朴な味と香りは、
『チルチンびと』夏号の特集「草編みびと」にちなんで、「
………
Uさん。私はオーソドックスに『柳宗民の雑草ノオト』(柳宗民 文、三品隆司 画・ちくま学芸文庫)。あとがきに、こうあります。〈
そして、たとえば、夏の章のドクダミについて、書きます。〈
Sさん。私は、ちょっと変化球で『無限の網 草間彌生自伝』(草間彌生・新潮文庫)。「スミレの声を聞いて」
そして、こういう文章があります。〈幼い頃から、
………
『チルチンびと』92号の特集は「草編みびと」と「買う家と、
この春のこと。
ああ、ここもまた、と思った。神保町交差点から九段下方面に、
それが、ブックハウス カフェとして、この5月、ふたたび開店したという。行ってみた。
『うさこちゃんとふがこちゃん』『こどものとも おいしいおやつをくださいな』(ともに福音館書店刊)
たいへんでしょうが、がんばってください。
もういちど、見ておきたいと思って「花森安治の仕事」
……
雑誌作りというのは、どんなに大量生産時代で、情報産業時代で、
だから、編集者は、もっとも正しい意味で〈職人 アルチザン〉的な才能を要求される、そうもおもっています。〉
……
展覧会は、4月9日で終了です。
「住宅デインの目利きになる」には、どうしたらいいか。
建築家・松本直子さんのレッスンが、わかりやすく、楽しい。(『
1 “リビング・ダイニング” は切り離す
2 軒の下は特等席
3 キッチンづくりは、わがままに
………
そして、
10 惚れ惚れする天井に
まで、それぞれ、実例タップリに、教えてくれる。
このほか、
日本人が捨てきれなかった暮らしに美が宿る・松本直子 / 美しいリビングのための建具デザイン / 日本建築モダン化の系譜・三浦清史 / 吉田五十八「よい家」の極意 / 事例・伝統の日本美と西欧の暮らしが重なる家、
………
『チルチンびと』91号は、特集・金沢 ― ひと・まち・住まい。特集・住宅デザインの目利きになる ― 建築家・松本直子さんに訊く美のポイント。好評発売中 !