書籍

東京の市場さんぽ

東京の市場さんぽ

 

「チルチンびと広場」にて「イチめぐり」を書いてくださっている柴山ミカさん。

今月発売された『東京の市場さんぽ』にて、選りすぐりの88 市を紹介。
東京近郊で定期的に開かれる「その⽇限り」の市の魅⼒や楽しみ⽅を、写真・ガイド情報とともに掲載しています。

それぞれの市場の開催日や場所、特徴などを取材されていて、興味深い情報が盛りだくさん。
掲載していないお気に入りの市場もまだまだあるそうですが…。こんなにも東京郊外に市場があったとは驚きです!

市場をこよなく愛する柴山さんだからこそ出来た一冊。
是非お手にとってご覧ください。

 

 


チルチンびと別冊 『民家の再生と創造 ① 古材・古民家の美』好評発売中

チルチンびと別冊 『民家の再生と創造  ① 古材・古民家の美』

 

チルチンびと「民家」の会  設立記念号  ー  と うたったこの号。
民家再生 12事例」が、掲載されている。

たとえば、「民家再生の実績を生かし 新潟の料亭を移築再生」の場合。担当したのは、愛知県・勇建工業である。
〈…… 現在は新築と民家再生の割合は  6:4 だという同社。新築・民家再生に共通するのは「安心できる自然素材を使った職人の技が光る家づくり」だ。同社では、そのモットーに共感した若い世代の入社が増えているのだという。20代から40代のスタッフに話を聞くと「民家再生は奥が深く、学ぶことがたくさんあります」「左官壁の力を知り、めざしたいと思いました」と目を輝かせて語る姿が印象的だった。 〉

このほか 、保存版「民家再生ハンドブック」など、黒光りする記事満載。


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チルチンびと別冊『民家の再生と創造① 材・民家の美』は、風土社刊、定価〔本体1,800円 +  税〕。好評発売中。

※一部電子書籍でご覧いただけます。


ベニシアさんというドラマ

ベニシアと正、人生の秋に

 

『ベニシアと正、人生の秋に』の表紙を、ベニシアさんが大切にしてきた言葉で、飾っている。その一節。

But  if  you  have  a  hope . Something  might  happen  by  power.  By  your  own  power.  (もし、希望さえあれば、自分のパワーで何かが起こる……)

ベニシアさんは、貴族の家系に生まれた。しかし、子どもの頃からそのことに、違和感を感じていた。やがて、インド人から瞑想を学んだのをきっかけにインドへ。台湾へ。日本へ。いくつもの出会いと別れののちに、現在がある。そのことは、この本にくわしく描かれている。ベニシアさんは、「朝ドラ」のファンであるらしいが、彼女自身、ドラマである。
人生の波乱の中で、「 希望さえあれば、何かが起こる」という言葉を信じて生きてきた、女性のドラマである。

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『ベニシアと正、人生の秋に  ー  正 ありがとう。すべて、ありがとう』は、風土社刊、定価(本体1,800円+税)。9月20日発売です。

 


ベニシアさんを抱く自然

ベニシアさんを抱く自然

週末の夕方、NHKBS「猫のしっぽ  カエルの手」を楽しみにしている方も多いだろう。
あれは、もう5、6年前のことになる。永六輔さんと話をしていたら、ベニシアさんの番組をよく見ていると言い、「ああいう暮らしを、したかったんだ」と言った。この「ああいう暮らしを、したかった」というのは、放送を楽しみにしている方、多くの共通の想いではないだろうか。

京都大原。金比羅山の麓。築100年の古民家。それを取りまく40坪の庭。たくさんの緑、たくさんの花。四季の変化。自然に包まれた暮らし。

『ベニシアと正、人生の秋に』でも、ベニシアさんは、美しい風景にこう、ふれている。
〈…… 毎朝、いちばん私を惹き付けるのは、庭から見えるこの山。これまでいろんな国に行ったけれど、この山の佇まい、光の入り方、本当に美しいと思うの。…… 〉

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『ベニシアと正、人生の秋に  ー  正、ありがとう。すべて  ありがとう』
は、風土社刊。9月20日発売。定価(本体1,800円+税)。

 


ベニシアさんの庭づくり

ベニシアと正、人生の秋に

 

この春、松屋銀座で『ベニシアさんの手づくり暮らし展』が、開かれた。人生の四季、という感じに、ベニシアさんの幼い頃からの写真が展示されていた。そして、会場内には、ベニシアさんの庭がつくられ、その庭をバックに 自由に撮影していいことになっていた。庭の隅に、ストーブ用の薪が積んであったのが、ほほえましかった。

『ベニシアと正、人生の秋に』には、その庭を、たくさんの写真でたっぷりみせてくれる。そして、庭づくりの経緯についてのこういう話もある。

〈 ……  40坪ある庭を六つの小さな区画に分けて、1年ごとに新たな庭をつくっていった。やっていくうちに、ベニシアはそれぞれの区画ごとに庭のテーマを決め、名前を付けた。玄関前の「ポーチガーデン」。元々あった「日本風の庭」。ベニシアが幼少期から憧れていた「英国風コテージガーデン」………。〉

楽しい庭づくりの様子が伝わってくる。

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『ベニシアと正、人生の秋に  ー  正  ありがとう。すべて、ありがとう』は、風土社刊。9月20日発売。定価(本体1800円+税)。


『ベニシアと正、人生の秋に』近日発売!

ベニシアと正、人生の秋に

 

NHKBS『猫のしっぽ カエルの手』や本誌の連載「京都大原の山里に暮らし始めて」でおなじみの ベニシアさん。

この本『ベニシアと正、人生の秋に -  正、ありがとう。すべて、ありがとう 』で、夫の梶山正さんは、こう書いている。

〈目が不自由になったベニシアと正面から向き合うようになって、1年近くの月日が流れた。もちろん僕たちは、同じ家で一緒に暮らす夫婦だ。
とはいえ、昨年9月にお手伝いのSさんが辞めるまでは、ベニシアのことを僕はよく見ていなかったと思う。Sさんと気が合うようなので、僕はベニシアのことを彼女にまかせていた。そして自分の仕事や好きな登山のことばかりを考えていたのだ。
Sさんが来なくなったので、1日3度のごはんは僕がつくるようになった。病院への付き添いや買い物にも行くようになったし、洗濯や掃除などの家事が僕の仕事になった。そうしてベニシアとの夫婦生活に関わる時間が増えたことで、小さな発見が毎日のようにある。……〉

ベニシアさんが暮らす、あの大原の家を包む、光と影は。


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『ベニシアと正、人生の秋に』は、風土社刊。定価(本体1,800円+税)。9月20日発売。


アイアン作家の庭

感性の造景

 

秋涼し。『チルチンびと』秋  101号の特集は、「庭のいろいろ」。バラエティに富んだ記事から、こんな例も。

「感性の造景  ー  伊豆の海と空に映える、アイアン作家の庭 ー」

〈 …… 6月上旬、伊豆半島の東端、城ヶ崎海岸近くにある「J – GARDEN 」では入り口のゲートの上に赤いブーゲンビリアがこぼれんばかりに咲いている。中に入ると、ごつごつとした岩が白く縁取られた、独特の模様の建物がそびえ、壁や地面にも同じ模様が広がる。 伊豆の空の青に映えて、不思議なほどうつくしい。 …… 〉

〈 ……  この庭はオーナーの石井良彦さんが自ら30年かけてつくりあげたものだ。石井さんは「フリーランス」としてさまざまな仕事をしてきた。ロートアイアン(鍛鉄)作家であり、門扉や看板など多くの作品を創作。また高い木の剪定や間伐を行う「空師」でもある。…… 〉

いかがですか。

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『チルチンびと』101  秋号は、9月11日発売。お楽しみに。


庭師の庭

チルチンびと101号 庭師の庭

 

秋惜しむ。『チルチンびと』101 秋号の特集は「庭のいろいろ」。そのうちの一つ、「雑木の庭」を、そっとご紹介します。

「雑木の庭 -広い庭がある庭師の家-」(設計・横内敏人)。

御影石が敷かれ、アオダモやソヨゴなどの雑木が美しく植えられたアプローチをぬけて、玄関からリビングに入ると、目の前に広がる新緑の景色。この景色をつくりだすのは、建築家の横内敏人さんと庭師の名取慶さんと父の満さん。

〈 …… 自然の中に自分が住んでいるというイメージで、窓の近くにはヤマモミジやハウチワカエデなどの落葉広葉樹を主木に置いた。雑木は夏に葉をつけ、家に入る強い日差しを遮ってくれる。冬は落葉し日光が室内に届いて暖かい。四季も感じられるし、見て楽しむだけでなく、住宅にとって省エネ性能や温熱環境の観点からも理にかなっている。……〉

いかがですか。

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『チルチンびと』秋  101号は、9月11日発売です。お楽しみに。

 


下鴨の終のすみか

下鴨の終のすみか

 

秋高し。『チルチンびと』秋  101号の特集は「庭のいろいろ」。よそのおたくの庭を、拝見。という楽しい企画の中から、ひとつご紹介します。

「坪庭-下鴨の終のすみか-」(設計・木原千利)の中の一節。

〈 ……  自然とともに生きているということを生活の中で感じ取れるよう、坪庭の植木は紅葉して落ちる風景が様になる落葉樹のイロハモミジを主木に、根元にはタマリュウを敷いた。住宅の庭なので、掃除も落ち葉を集めて捨てるくらいの手入れですむようにしている。 サビジャリを敷いた坪庭の垣根には常緑樹のマンサク、寝室側にはツバキやツツジ、リビング側にはヤマアジサイを植えた。……〉

いかがですか。


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『チルチンびと』101 秋号は、9月11日発売です。お楽しみに。

 


縁側を考える

チルチンびと101号

 

秋来たる。『チルチンびと』101  秋号の特集は「庭のいろいろ」。庭に咲く花のように、多彩な記事から、1本をご紹介します。

「縁側を考える ー  夏目漱石の住空間」(エマニュエル・マレス)の考察は、こんなふうに展開しています。その一部を。

〈…… 漱石は建築空間に細心の注意を払っていたが、庭に関する記述は不思議なほど少ない。「日本に帰りての第一の楽みは蕎麦を食ひ日本米を食ひ日本服をきて日のあたる縁側に寝ころんで庭でも見る」と妻鏡子宛の手紙に書いたほどであるから庭に無頓着ではなかったはず。……〉
〈…… 漱石山房の庭というのは文字通り「硝子戸の外」であり、作家の執筆の空間という現実に対して、自由奔放に想像を膨らます、空想や虚構の空間であったのかもしれない。……〉

いかがですか。


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『チルチンびと』101  秋号は、9月11日発売です。