『野田九浦 ー〈自然〉なること ー 』展 へ
野田九浦(1879~1971)は、武蔵野市ゆかりの日本画家で
と、展覧会のパンフレットの野田九浦紹介は始まります。
…… 九浦の中心的主題は画業の最初から一貫して歴史人物ですが、彼が
……… 武蔵野市、こと吉祥寺地域には古くから多くの文化人が集い、多様
住みたい街として、常に上位にランクされる吉祥寺のもう一つの顔
野田九浦(1879~1971)は、武蔵野市ゆかりの日本画家で
と、展覧会のパンフレットの野田九浦紹介は始まります。
…… 九浦の中心的主題は画業の最初から一貫して歴史人物ですが、彼が
……… 武蔵野市、こと吉祥寺地域には古くから多くの文化人が集い、多様
住みたい街として、常に上位にランクされる吉祥寺のもう一つの顔
石川県小松市に生まれた宮本三郎(1905~1974)が、画家
…… と、展覧会のパンフレットに描かれている。『宮本三郎 西洋の誘惑』展は、宮本三郎記念美術館(世田谷美術館分館)で、
〈…… いつの頃からか「鎌倉文士に浦和絵描き」という言葉が聞かれるよ
とパンフレットにあり、「ここに住むようになってから 創作欲がもりもり湧いてくるような気持ちがするのです。」という
これぞ、地域主義。
この展覧会は、うらわ美術館で、前期4月23日~6月19日。後
「本展の見どころ」が、パンフレットに載っている。
これほど多くの来日画家がいた!
そのほとんどが英国の画家だった
これまで知られざる英国と日本の画家併せて約七七名を一挙紹介
来日画家が魅了されたほんとうの日本とは?
日本の画家が世界に示した日本の美とは?
明治期の庶民の微笑みと優しさが描かれている!
日本から海外に渡った作品のみを蒐集!
厳選約三○○点の初公開!
一個人が半生をかけた渾身の蒐集成果は必見!
そして、
サブタイトルに「孤高の高野光正コレクションが語る」とある。
『ただいまやさしき明治』展は、5月21日から7月10日まで。
ユーミンが、「中央フリーウェイ」で
「右に見える競馬場 左はビール工場」
と歌っている。
広いターフ 、走る夢。
〈画家の幸田千依は、日本各地に滞在することで、その土地で過ご
オークス5月22日、ダービー5月29日。
この展覧会は4月16日から7月10日まで。府中市美術館で、公
〈 スコットランド国立美術館は、上質で幅広い、世界でも指折りの西
そのほかに「若きベラスケスの傑作、初来日。」「美術史に輝く、
『美の巨匠たち』展は、東京都美術館で、4月22日から7月3日
〈月岡芳年は天保10(1839)年、江戸の新橋に生まれました。幼い頃から画業を志し、12歳のとき、奇想の絵師と呼ばれる歌川国芳(1798~1861)に入門し、15歳の若さで画壇にデビューします。その後22歳頃から本格的に浮世絵師として活動をはじめ、54歳で没するまでの間に多くのすぐれた作品を世に送り出し続けました。……〉
〈……芳年の名を聞くと、「無惨絵」と呼ばれる、残酷な作品を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、そうした血生臭いものは、彼が若い頃に発表されたごくわずかのシリーズに見られる傾向にすぎません。芳年の作品全体をとおして見ると、勇壮でスピード感あふれる武者絵、歴史画や大衆好みの巷の事件を集めた錦絵新聞の挿絵、日本近代美人画の先駆け的な要素を感じさせる美人画など、実に多種多様であることがわかります。……〉
と、展覧会のパンフレットに紹介され、〈柔軟な発想と逞しい絵心で幕末明治の浮世絵界を駆け抜けた「最後の浮世絵師」の妙技を是非お楽しみください。〉と、パンフレットの文章は終わっている。
『月岡芳年展』は、八王子市夢美術館で、4月8日~6月5日まで開かれる予定です。
「コレクションにみる戦後美術の歩み」というサブタイトルが読める。そして、パンフレットには、
〈1985年に開館した練馬区立美術館は当初より美術作品の収集に取り組み、作品数は現在約5,500点、寄託作品を含めれば約7,500点に上っています。この中でも絵画作品は、日本の戦後美術の流れを語るのに欠かせない作品を含む、重要なパートとなっています。
そこで今回のコレクション展では、そうした所蔵品の中から、戦後まもなく描かれた作品から近年に制作されたものまで、約35名の作家による油彩画を中心とした約70点の作品を展示し、表現の流れを振り返ります。……〉
『現代を映す絵画たち』展は、練馬区立美術館で、4月10日から6月12日まで、開かれます。
〈生誕100年を記念して、彫刻と陶芸という二つの表現領域で活
と、パンフレットにある。
京都に生きた陶芸家にして彫刻家、初の回顧展 ー というサブタイトルがついている。4月13日から5月22日(
『ふつうの系譜』(府中市美術館)のご案内をいただいた。
「奇想」があるなら「ふつう」もあります、というサブタイトル。
さらに、パンフレットを開くと、「ふつう」を知ると見えてくる。 とも。
ふつうとは、なにか?
〈いま、江戸時代の画家の中で、伊藤若冲や曾我蕭白ら「奇想の画家」が人気です。鮮やかな色やおかしな形にあふれた若冲の絵も、蕭白の奇怪な人物画も、強烈で奇抜で、心を揺さぶります。しかし、考えてみれば、「奇想」という魅力は、「そうではないもの」、つまり「ふつう」があって初めて成り立つのかもしれません。実際、若冲や蕭白がセンセーショナルに登場した時代、一方には、誰もが美しいと思うものを描く画家がいました。……〉
そして、やまと絵、狩野派、円山四条派などを挙げ、文章の最後は〈ぜひ、「きれいなもの」を見に春の江戸絵画まつりへお出かけください。〉と、結んでいる。
『ふつうの系譜」は、3月12日から5月8日まで。府中市美術館で。