イベント

ドアノーのパリ

写真家 ドアノー  音楽 パリ

写真家 ドアノー  音楽 パリ

『写真家 ドアノー  音楽 パリ』(Bunkamura  ザ・ミュージアム、3月31日まで)に行く。会場のパンフレットによれば、「パリに暮らす “  普通の人々  “のきらめきに満ちた生活を目撃する」ということである。
「日常生活の中で偶然出会う、小さな種のような瞬間をカメラに収め、それが人々の心の中で花開くことを思うと大変うれしい。」というドアノーの言葉も、パンフレットにある。「白黒(写真)はいいね」という小さな声を会場で聞いた。今はもう見ることのない、コンタクトというのか密着というのかを、懐かしく見た。
帰りにショップで、ファイルとイチゴジャムを買って、コロナの街へ出る。そんな、冬の終わりの日。

 


回想の『あしたのジョー』

 『あしたのジョー』展

 

あしたジョー』展(世田谷文学館、3月31日まで)に行く。
あしたジョー」は『週刊少年マガジン』に1968年1月から連載された。1973年5月に最終回。掲載当時、ラストシーン話題。そ自分ことを思い出す。会場を訪れている人たちも、そんなふうに、作品と時代と自分を重ね合わせてみているではないか。

 

 


ミュージアムメッセージ

美を結ぶ。ひらく。  美の交流が生んだ6つの物語

 

『美を結ぶ。ひらく。  美の交流が生んだ6つの物語』(サントリー美術館、2月28日まで)に行く。
〈…… サントリー美術館は、2007年3月、六本木の東京ミッドタウンに移転開館して以来、「美を結ぶ、美をひらく。」をミュージアムメッセージに掲げ活動してきました。例えば、古いものと新しいものが時代の枠組みを越えて結びつく。東洋と西洋、国や民族といった文化の境界にとらわれず結びつき、新しい美が生まれる。このように、異なるものが結び、ひらくことは文化の本質であり……〉と、展覧会のパンフレットに、言う。
〈美の交流によって紡ぎ出された物語に出会う旅へ、あなたをご招待します。〉ということである。

 


人間味あふれる写真

『秋山亮二   津軽・聊爾先生行状記』展

 

『秋山亮二  津軽・聊爾先生行状記』展(フジフイルム スクエア 3月31日まで)に行こうとして、地下鉄のホームに降りたら、その広告があった。
広告の写真をみてください。
先生がナントカいう勲章をもらい、ほかに女性の方も受賞。おふたりの祝賀会の場面。正装した先生がカメラを構える。その腰つき。笑顔。その後ろ、女性のお尻と衝突。撮った人、撮られた人。画面から漂うあたたかさ。ユーモア。
写真に添えられたコピーに〈ここに 人間味あふれる  写真家がいます。〉とあるが、いやいや、この一枚の写真が、十分に語っていますよ。

 


お待たせ、ビュフェ

ベルナール・ビュフェ回顧展 - 私が生きた時代

ベルナール・ビュフェ回顧展 - 私が生きた時代

 

自粛していたら、どんどん会期ギリギリになってしまった。展覧会に行くのは、不要不急なのか。
『ベルナール・ビュフェ回顧展 - 私が生きた時代』(Bunkamura  ザ・ミュージアム、1月24日まで)に行く。
〈  ビュフェがデビューした時代、人々が心に大きな空洞を抱え未来を探しあぐねていた空気は、今の時代、私たちが感じているものにも通ずるのではないでしょうか。…… 〉と、会場のパンフレットにある。
〈私は大海原を航海する一隻の小舟のようなもの。…… 波にもまれながら進んでいるのです。〉というビュフェの言葉も紹介されている。

 


コロナの現在

『透明な力たち』展

 

『透明な力たち』展(東京都現代美術館、2月14日まで)に行く
入り口付近で待ち構えたように、手の消毒をさせられ、体温を測ります、と言われる。オデコを出すと、そうではなく、手首で体温を測る方式であった。
さて、これは、〈現代の表現の一側面を切り取り、問いかけや議論の始まりを引き出すグループ展…… )  …ということである。

 

 

 


北欧の旅へ行こう

 

街に似合う季節、というものがある、とすれば、吉祥寺のここは ちょうど今、冬だろう。
吉祥寺駅北口、東急百貨店の裏。「北欧通り」といわれるところ。北欧料理レストラン    ALLT  GOTT   をはじめ、雑貨、カフェなど北欧系の店が並ぶ。そのあたりを中心に、「北欧 WALK」のイベントが展開されるなか、コビス吉祥寺A館7階、PENNY  LANE  GALLERYでは、サクラチエ「北欧の旅のつづき」展(12月18日~24日)も、開催。安全で楽しい北欧の旅へ。

 


笹尾光彦さんの個展

笹尾光彦さんの個展

笹尾光彦展「FLOWERS」

 

笹尾光彦さんの個展、ふたつ

『チルチンびと』本誌の好評連載「すごろく気分」は、村松友視さんの文章とそこにそえられる、笹尾光彦さんの絵とのコラボレーションが、なんとも言えない味がある。この二人、高校の同級生ということだが、そういう懐かしさが、にじんでいる。
笹尾さんの個展『SASAO23  花のある風景』が、渋谷Bunkamura  Gallery で開かれる。(11月18日から11月29日)


案内状によると
……笹尾の作品はいつも人々の暮らしとともにあります。ティーカップや、ソファ、画集。これらキャンバスの中に描かれたモチーフは、画家のお気に入りのものたちばかり。お家時間が増えた今だからこそ、心に彩りを添えるとっておきの作品を見つけてみませんか。……  同時期に、渋谷パルコ「ほぼ日曜日」でも、笹尾光彦展が、ひらかれるとのこと。楽しみだ。

 


森山大道写真展

森山大道写真展

森山大道写真展

 

東京都写真美術館へ向かう。『森山大道 Tokyo :on going』(9月22日まで)へ行くのである。入り口で、消毒、検温、無事通過。会場でたくさんの朱いドーナツのような唇が迎えてくれ、体温が上がったかも知れない。


〈…… 本展では、「on going  =進行中、進化し続ける」をテーマに、今なお疾走し続ける森山大道がレンズを通してとらえ続けてきた街・東京を、カラーとモノクロの最近作を中心に展観します。……〉と、パンフレットにある。中も外も熱い、展覧会。

 


真夏の夜の夢

マジック・ランタンとアンティーク市

 


おなじみのギャラリー 「LIBRAIRIE6」へ行く。『マジック・ランタンとアンティーク市』が、いまの催しだ。
店に入ると、おや、ずいぶん賑やかだと思った。中央に、19世紀、イギリスで使われていたというマジック・ランタンが置かれ、壁に、いろいろな像が映しだされている。例えば、月が欠けて、また満ちて行く様子。今回は、光学系のものを多めにしたという。
真夏の夜の夢、という言葉が浮かんだ。