しいたけのペースト

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しいたけを軽く炙って

玉ねぎ、セロリ、オイルと一緒にペーストにした。


春は「猫」展 ブーム

浮世絵  ねこの世界展

浮世絵  ねこの世界展

 

『浮世絵  ねこの世界展』が、始まった。(八王子市夢美術館、5月13日まで)
国芳、広重、国貞、豊国、英泉…… といった浮世絵師たちが描いた猫たちが、会場のあちらこちらに顔をのぞかせている。
そういえば、静岡市美術館でも『いつだって猫展』(5月20日まで)が、始まった。いやいや、『猫たち  猪熊弦一郎展』も、いま、ひらかれている。(4月18日まで。Bunkamura  ザ・ミュージアム)。

叱られて目をつぶる猫春隣 久保田万太郎

という句が、好きだ。
春は、猫の季節。猫好きの方の季節。

 


ルドンと大きな花束

『ルドン』展

 

友人が定年を迎えた。3月最後の日。彼には不釣り合いの、後輩から贈られた大きな花束を抱えて電車に乗った。すると、前の席に座っていた若い男が、立ち上がり「お疲れさまでした」と言って、席を譲ってくれたという。

『ルドン』展(三菱一号館美術館で、5月20日まで)に行く。東京駅から美術館へ向かう途中、たくさんの、いかにも新入社員という感じの男女にすれ違った。

会場でルドンの大きな花束を見たときに、席を譲られた友人の話を思い出した。あれは、いい話だった。

 


上野の桜 

今年のお花見は第一弾は上野公園♪

天気が良い土曜日に行ってきました(≧▽≦)

午前中におでかけしたので

少しゆったり桜鑑賞ができました♪


上野桜

 

桜が咲くとふわ~と気持ちが

明るくなって

ちょっと胸がキュンとするのは

なんでだろう?

学生時代の入学式や卒業式を

ふと思い出すのか

新しい始まりの予感があるのか

上野桜

毎年、桜にときめいてしまう

amedioでした♪

 


博物館は満開です

『博物館でお花見を』東京国立博物館

 

エア花見、インドア花見が、流行っていると、ニュースで伝えていた。花は楽しみたい。しかし、騒々しさはゴメンというのだろうか。ならば、「トーハクで叶う贅沢な春のお花見」に行ってみよう。(『博物館でお花見を』東京国立博物館、4月8日まで)

屏風、襖、陶磁器、浮世絵、衣装……などに描かれた桜が、満開だ。日本人の桜好きが、よくわかる。なにしろ、いまも、4月8日は、桜花賞ですよ。なにを狙いますか? というメールがきてるんですから。

 


角田侑右弐×星信郎2人展へのお誘い

角田侑右弐×星信郎2人展

この“ 広場 ”のコラム、「私のセツ物語」が、好評なのは、卒業生の方々の文と絵の楽しさによるものだけれど、それに加えて、星信郎先生のコメントに負うところが大きい。よく 、あんなことを覚えているなあ、と書かれた本人が驚くくらい、生徒一人ひとりのエピソードを、愛情をこめてコメントする。
その星先生と角田侑右弐さんの2人展が、開かれる。星先生にうかがうと、やはりいつものように、やさしく控えめに、こう語るのだ。
「2人展は、角田くんがメインです。彼のアトリエは、いつも、外。廃校舎とか火の見やぐらなどに、直接向き合って描いています。モチーフと作家のやりとりが見えて、彼の絵は息を潜めた生き物のようです。角田くんは、長身。いつも、ゆったり、のんびり。そして、親切。毎年やっている藤野での写生会も、彼の企画とお世話によるものですよ」


………
角田侑右弐 / 星信郎   『山の暮らし  風の暮らし』展 は、4月3日-4月8日。成城学園  カフェ ギャラリー  Quo  vadis  で。

「私のセツ物語」は、コチラからごらんいただけます。

 


神保町列伝 ー さよなら「きよし」

きよし

きよし

 

神保町のちょっと路地を入ったところ。日本料理「きよし」に、貼り紙。

3月30日(金)にて
閉店します
長い間  ありがとう
ございました。
お客様へ      店主

この間、「いもや」の閉店をお知らせしたばかり、だというのに。3月は、別れの時だといっても、つづきすぎる。少し離れた通りは、花見の客で賑わっている、というのに。

ゆく春や箸ですくひし酒の塵       久保田万太郎

あの、ステーキのような、鮭の塩焼き、わすれませぬ。

 


神保町列伝 ー さよなら「いもや」

いもや

いもや

まだ、11時過ぎ。お昼には間があるというのに、水道橋から神保町へ向かう通りの右側の、この行列はなんだ。右は天丼「いもや」から始まって路地を折れ曲がって約40人。年齢層もさまざま。左の列は「ランチ焼肉食べ放題  950円」の店からつづいて約80人。若者、学生風がほとんどだ。
いもやのガラス戸に貼り紙がある。

閉店のご挨拶
“ いもや  ” は昭和34年来の約60年に亘って、皆様にご愛顧ただきましたが、3月31日を持ちまして閉店することになりました。
これまでお客様には沢山のご来店やご支援を頂き心より感謝申し上げます。本当に長い間ありがとうございました。皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。  いもや  店主

その横に
31日(土)19時まで
の文字。哀し。


オレンジカリフラワー

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東京都武蔵小金井産のオレンジカリフラワー。

白いカリフラワーより栄養価が高いそうです。


和菓子の恩

金沢のお菓子

ラジオを聴いていたら、卒業式シーズンの話題になっていて、あおげばとうとし  わが師の恩  が流れた。その歌について語る人の発音が、どうしても、和菓子の恩、と聞こえてしまった。
金沢のお菓子を、またいただいた。千草ときんつばである。森八と中田屋というお店の名前も、食べ心地のよさも、すっかり覚えてしまった。

『加賀金沢  故郷を辞す』(室生犀星・講談社文芸文庫)に、
雨の降る日は植木屋も休んで来ないし、どこの友人にも知らしてないから、終日客なく振り込められる感じが深い。炉に茶を煮て金沢の菓子を賞味するのもこういう時であるが、菓子は昔から製造が老舗に伝統されていて、材料の正真なことは無比であろう。…… と、書かれている。

二つとも賞味した。ごちそうさまでした。