a day in the life

a  day  in  the  life

 

“  ア・ デイ・イン ・ザ ・ライフ ”  はビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーの作で、ぼくは1969 年の1月 、この曲をウェス・モンゴメリーのギターで初めて聴いた。…… (ハドソン川の夕日とラピスラズリ色のコーヒーカップ)


安西水丸さんの 「 a day in the life  」が、本誌で連載の始まったのは、13 号(2000年夏)からである。その第一回の書き出しが、冒頭の文章だ。そして、最新の79号まで、14年間。これだけ長くつづいていると、ビートルズよりも、安西さんのタイトルとして、頭に住みついてしまう。ところが、競走馬にこのタイトルをつけた方がいる。3月8日。中山の11レース。報知杯弥生賞に、アデイインザライフは出走した。安西さんの愛読者としては、応援しないわけにはいかない。スタート。中団につけたその馬は、直線、抜け出しをはかる。アナウンサーは、少し言いにくそうに「アデイインザライフ、三着」と叫んだ。


………
『チルチンびと』 79号〈特集・手仕事のある家〉は、好評発売中です。


東京マラソン2014

東京マラソンの応援に行ってきました!

途中で少し雪が降ったり

後半は急に日差しが強くなったり

ランナーも応援する方も

体力勝負の一日がスタートです

 

 

亡き妻を思って走ったランナーや

筋力が弱くなる病気をかかえ

東京マラソンに挑む外国人ランナー

みんないろいろな想いを胸に

自分と闘ったり誰かのために走ったり…。

完走率も95%とのことでした。

メダルがもらえた人も

今回はもらえなかった人も

応援している人達も

みんな一人ひとりが主人公の一日でした!!

(*^。^*)amedio

 

 

 


我が家の一員

昨年秋、手仕事雑貨屋風土さんで出会って、ひと目で気に入った釜定さんの鉄瓶。



随分前に読んだ平松洋子さんのエッセイに出てきて、以来憧れの品だった。鉄瓶を育てる間の忍耐と緊張感の日々、そしてやっと錆に打ち勝って白い湯垢(この白い皮膜が鉄瓶の内側に張ると、御湯がまろやかになって美味しくなる)に覆われた達成感が強く印象に残った。でも扱うのが大変そうだし、たまに目にするものは内側にさび止めが塗ってあったり、モダンにアレンジされていたり、あまりに玄人っぽかったりと、これというものに出会わなかった。それが、ある日理想的なのが現れた! と思ったらやっぱり釜定さんので目が離せなくなり、風土さんも「私たちもこれを使っていますよ。コーヒーもお茶もほんとに美味しいですよ」とおっしゃるし、「次に入ってくるのは来年の5月なんです」なんておっしゃるし、そういえば最近貧血気味だったから(前からだけど)鉄分が必要だし、一生物(ばっかりだけど)だし・・・結局、連れて帰ることになりました。

 

先のエッセイで刷り込まれたこともあり、ずぼらな自分とはおさらばして、ていねいに向き合おうと覚悟を決める。添えられていたお手入れ方法通りにお茶の葉を何度か煮立てる。こうするとお茶に含まれるタンニンが鉄と結びついて臭いや味を抑える効果があるそう。それから毎日湯を沸かし、お手入れ方法通りに育っているかとやっきになって鉄瓶の中を覗き込んでいたのだけれど、生来のずぼらは抑えきれずに、たまに空焚きもしたりしながら、がんがん毎日使っていたら、いつのまにかうっすら白い湯垢が張って、外側にも手垢で鈍い艶も出てきて、近頃はだいぶこなれてきた感じ。想像していたよりもずっと気楽につきあえる。早くお湯が沸かせるし、なんといってもまろやかだし、白湯も美味しくて、もう他の道具で湯を沸かす気になれないほど。眺めても眺めても飽きない美しいフォルム。鉄とは思えない柔らかな肌。なぜか気に入ったものから壊したり失くしたりして、何度も心に痛手を負っているので、なくならないよ。そばにいるよ。どっしり。というこの重みも嬉しい。

 

今年のお正月美術館「えき」で観た 「御釜師400年の仕事」(とても素晴らしい展示だった!)のギャラリートークで、16代目大西清右衛門さんが「みなさん釜を大事にしすぎです。さびたらすぐ怖がって仕舞ってそのまんまにしてしまう。多少錆びてもよく洗って拭き取って乾かして、よく使ってあげることがいいんです」とおっしゃっていた。

大切にするということは、触らないということではなく毎日愛情を持って接すること。怖がることないよ。人も道具も、おんなじだよ。そんなことも教えてくれる、我が家のたいせつな存在です。

 

お茶の時間がもっと楽しみになりました

 


保育ママからのプレゼント

保育ママからのプレゼント

息子の初バレンタインデー。
親戚以外に、保育室のママさんからチョコをいただきました。
「まだ、あげていないお菓子があるようでしたら、パパかママで食べてくださいね~」
と、一言添えられて、本当にやさしい保育ママさんでよかった。とありがたく頂きました。

 

袋には、『お友達にいつも優しい○○くん。(息子の名前)
きっと、将来たくさんチョコがもらえるね 保育ママより』
とありました。
将来、息子に本命チョコをくれる、素敵な女性は現れるのでしょうか。。。

 


きいちの「ぬり絵」

きいちの「ぬり絵」


「ぬり絵美術館」へ行ってきましたと、編集部の Y さんが、なん冊かの、ぬり絵の本を見せてくれた。美術館は、東京・町屋にある。昔、ぬり絵で遊んだという方は、「きいち」の名前をご記憶だろう。その画家、蔦谷喜一さんの作品が展示されている美術館である。私は、以前、蔦谷さんに、お話をうかがったことがある。そのときの、メモから。

…… コドモの世界のことばかりでなく、オトナの世界のものを、コドモの顔で描けばいいんです。コドモは、かえってそういうのを喜ぶんです。ファッションでも、顔だけがコドモで、スタイルがオトナというのが、喜ばれます。そこに、コドモの憧れとか夢があるんですね。コドモの顔にコドモの服じゃあダメ。着物は、いまのコには、なじみがないから、ウケません。藤娘なんか、いまはもう、なにがなんだかわからない。それにしても、夢みるような夢、というのが、なくなってきたんですねえ。……

あの、独特の線のうしろに隠されていた想いを、こんなふうに、語った。(つづく)

 


桜と富士山

事務所に向かう途中、北沢川緑道で桜(ジュウガツザクラという品種)を発見。

駅周辺からは富士山を発見。

よいことがありますように。

 


まちなかを楽しく歩く

まちふらり

今度の栃木県無垢杢工房㈱イケダさんの完成見学会は3月8日(土)、9日(日)に足利で行われます。

足利と言えば、足利学校や足利尊氏が有名ですが、ほかにもいろいろと見どころのあるまちのようです。

「足利いいところですよ」と今回 無垢杢工房㈱イケダ 高山さんにご紹介頂いたのは、栃木のまちなかを楽しく歩く。そのきっかけを若い人たちに向けて発信するフリーペーパー『まちふらり』。

こちらのフリーペーパーをつくっているのは、県内の若いデザイナーやフォトグラファーたち。実際にまちなかへ赴き、自分たちが「良い」と思ったまちや営む人の魅力を紹介しています。取材している人たち自身が、楽しみながらまちを歩いているなぁ。読んでいると、そんな様子が目に浮かびます。

『まちふらり』はこちらからpdf形式でダウンロードが可能です。
是非一度ご覧になってみてください。

 


東京マラソンEXPO2014

去年に引き続いて、驚異のくじ運により

今年も東京マラソンに出走することになった旦那さん

 

東京マラソンの3日間前からランナーの受付があり

出走しない人も参加できる

「東京マラソンEXPO2014」も同時開催だったため

一緒に行ってきました!!

 

ランナー受付の脇に

東京マラソンEXPO2014」の入口があり

中に入ると東京マラソンの

参加企業のPRや、東京マラソンの歴史紹介コーナー、

東京都のPRや世界のマラソンPRもありました☆

中でも驚いたのが有名ランナーの歩幅!!

会場の床に足跡がプリントされていて

自分の歩幅と合わせることができました!

(特に高橋直子さんの歩幅は

小柄な体型からは想像がつかないほど広く

これが世界で戦う人の歩幅…

そしてこの歩幅を2時間以上ずっと

キープして走るのか…と

本当にびっくりしました)

 

写真は、企業さんの宣伝が多くて撮ることが

出来る部分が少なく…涙

少しだけしか撮影できなかったのですがご紹介します♪

※特に歴代トロフィーはいろいろと細かいところが

違っていて面白いです♪

画像をクリックすると拡大できますので是非

ご覧ください♪

2/23(日)の東京マラソン♪

参加者の皆さんが楽しみながら

自分の走りができますように

そして、なによりも良い天気になりますようにと

心から願うamedioでした!

フレーヾ( ̄^ ̄ゞ)( 尸 ̄ー ̄)尸_フレー

 


出汁力

 

2月8日、彩工房 暮らしと住まいのセミナー 「オーガニック野菜と簡単おだしでつくる ミニ料理教室」に参加してきました。講師はRelishの森かおるさん。場所は恵文社COTTAGEさん。雪にもかかわらず参加者22名の方々、遅刻もなく集まっていただいた。

2時間ほどのミニ料理教室だけれど、お出汁の魅力を存分に伝えたい、と考えていただいたレシピは「小芋と白ねぎと菜の花の揚げびたし/水菜と油揚げの和風ゴマドレサラダ/コロコロ大根のきのこあんかけ/たっぷり白菜の味噌汁/ごぼうとおじゃこの混ぜごはん」 の5種類。5班に分けてコンロ回りを交互に使うスケジュールを計算し、それぞれの班を縦横無尽に動き回り、教えつつ、作りつつ、ときに笑わせながら、森さんはスーパーマンのような八面六臂の活躍ぶり。生徒さんたちもどんどん自発的に動いて片づけまで積極的にお手伝いもしてくださり、すこしだけ時間オーバーしたものの無事完成です。

いい昆布と削り節で丁寧にとったお出汁の香りに、会場にいる人々の鼻孔も膨らむ。出汁の旨みが、瑞々しいオーガニック野菜(今回の調達先:スコップ・アンド・ホーさん、ONE DROPさん、HELPさん)の美味しさをさらに引き立てる。つかう調味料はとても少ないのにしっかりした味。白菜のみのシンプルなお味噌汁でも、香りを嗅いだだけで身体が目覚め、飲めば身体のすみずみに沁みて、細胞が喜ぶ感じ。森さんのレシピはふだんからあまり変わった材料や調味料を使わず手に入りやすいもので、家族のだれもが美味しく食べられて身体にいいものを心がけているそう。今回教えていただいたのも、どれも舌にも胃にもやさしく、野菜中心なのにお腹も満足。家ですぐにリピートしたくなるものばかりでした。

 

「料理人ではないのだから毎日いい材料ばかり使って立派な献立をつくるなんてとても無理。でもきちんとお出汁だけはとって、新鮮な野菜とできるだけ材料欄がシンプルな、添加物の少ない調味料を使うことに気をつけると、サプリメント要らずで元気でいられる」という森さんの言葉に、皆さん大きく頷く。女子力、鈍感力、驚く力に聞く力・・・いろんな力があるけれど、日本人ならやっぱり出汁力! と改めて感じました。

 

彩工房さんの提唱する「持続可能な環境を守る、自然素材の家づくり」に「楽しく作れて美味しくて、家族皆が元気になる食」を伝えてきた森さんが賛同してくださって実現できた、内容の濃い出張料理教室でした。また恵文社COTTAGEのマネージャー永井さんは、イレギュラーな注文のあれこれに臨機応変に対応してくださった。ありがとうございました。

 

※彩工房さんは、今後も3月8日(土)にワイヤークラフト作家の奥田由味子さんのガーデンクラフト講座と庭づくりのお話、4月13日(日)に雑誌『チルチンびと』編集長 山下武秀さんと建築家 松本直子さんを迎えて子どもと暮らす家づくりについてトークイベントを恵文社COTTAGEさんで開催予定。ぜひご参加ください。

 


しあわせランチ@たまな食堂

人気のお店なので、いつもお客さまが並ばれているイメージで、

行きたい!行きたい!と思いながら

なかなか伺う機会がなかった『たまな食堂』さんで、念願のランチを実現。

食に感心がある人たちが、ゆっくりと、味わいながら食事をすることができる空間、

まじめな「食堂」だ。

本当においしい玄米とお味噌汁、

バーニャカウダ、自家製厚揚げ+醤油麹、テンペ、在来種の納豆などなど。

締めはお番茶で。

ごちそうさまでした。