2018年5月26 の記事一覧

夢二・清宮・早実

『夢二繚乱』展

 

『夢二繚乱』展へ。(東京ステーションギャラリー。7月1日まで)
 
「東京駅で逢いましょう。」というキャッチフレーズ。「夢二式」といわれるたくさんの作品が、ささやきかける。
夢二の年譜をみると、1901年に、家出して上京。1902年に、早稲田実業学校に入学、とある。
後輩、日本ハムファイターズの清宮幸太郎が、早実を卒業したのは、2018年である。大学かプロかで、プロを選んだ。
ミュージアムショップで『竹久夢二詩画集』(石川桂子編・岩波文庫)を買う。そのなかの「夢二の言葉」にこうある。
第一流になるか第三流になれ。第二流になることは最も平凡なことである。(日記  大正六年一月十五日)
清宮が進学せずにプロを選んだのは、こういうことだったのかもしれない。夢二式である。