2013年11月16 の記事一覧

人気力士・遠藤くんのふるさと

九州場所がはじまった。話題の力士・遠藤聖大くんのふるさと、能登の穴水町に住む友人から、四枚の写真が届いた。以下、友人の解説で。
 
写真みると、空が暗く低いでしょう。でも、いま時分は東京と同じくらいの気候。そんなに違わない。1月か2月、雪が降って風が吹いてくると、さすがに寒い。だけど、以前より暖かくなり、雪の量は減った。山側の地域では昔は除雪した雪、道の左右3 メートルくらいの高さに積まれてましたよ。
このあたり、まあ、有名なのは能登の味覚の代表格・牡蠣を養殖する「牡蠣棚」かな。近くには観光用に日本最古の漁法と言われる「ボラ待ちやぐら」を再現したものが立っている。やぐらの上からボラの群れを見つけて、漁をする。写真で、上のほうに人がいるのは、模型ですよ。あの人のことを、ボランティアって呼んでいた、というのは …… ウソ。昔はボラを食べることが多かったのだろうけど、今ではボラの食べ方もわからない人のほうがほとんどだと思う。
遠藤のおじいさんとおばあさんの家では、主にこの辺で漁業、牡蠣貝の養殖、ゴリのつくだ煮やこのわたなども製造、販売している。ほら、海に面した家の写真、あの裏手のあたりが、彼の家。店舗と言うわけではないが、知っている人が買いに行けば、わけてくれる。
家の目の前が、中居湾。まったく波の立たない、まるで湖みたいな海。砂浜じゃないからか、泳いでいる人はみたことない。このあたり、そんなにとくに、身体の大きな人がいるわけではないよ。あの横綱・輪島の影響だったのか、昔、小学校の体育で相撲は必須だった。いまは、わからないけど。……でも、こうやってみてくると、なんか大物が生まれてくるような風土っていう気が、するだろ!