2013年6月10 の記事一覧

『チルチンびと』は、語る

「チルチンびと」76号 昔家を、愉しむ~古民家・町屋・和洋アンティーク家具~

 

古いものから漂う温もりはいい。ただ、かつて生家に転っていた器や塗りの剥げた家具など、今骨董店で求めるとなると驚くほど高価だ。古さは贅沢になった。
(「a  day in the life 」安西水丸)

ただ歳をとるのではなく、経験の滲み出た年寄りに。ちゃんと生きてゆくことで魅力的になるのは、ものも人間も同じですね。
(「家も人も歳を重ねて美しく」)

小さい目を大きく見せるのも、大きな口を小さく見せるのも、化粧次第。家具が大きすぎたと思えば、照明を低く、小さく絞ってみる。そうするとまわりが気にならなくなり、空間がぐっとよくなります。
(「和洋アンティーク教本」塩見和彦)

こどもは体全体が感覚受容器なのだ。体全体が学習受容器なのだ。体全体で大地から学ぶ。
(「こどもと建築」仙田満)

日本家屋って、実は介護に向いてるんじゃないでしょうか。
(「『雨ニモマケズ』の心意気 – 岩手を背負う工務店、介護施設、製材所」)

今号の取材でまわった鳥取。安西水丸さん曰く、「砂丘に行かなくなったら、鳥取のプロですよ」
(「編集後記」)

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『チルチンびと』76号 (特集・昔家を愉しむ) からひろった言葉です。

『チルチンびと』76号は、6月11日発売です。