夏の思い出 -おまけ-
秋田の太鼓演奏の翌日は、東京へまっすぐ帰るのが
毎年の流れだったのですが
今年は、朝、酒蔵見学をさせてもらいました。
秋田県五城目町では有名な酒蔵です!!
300年前の江戸・元禄元年(1688年)創業とのことで
当時の絵も飾られていました。
入口から想像できないほど奥行がある蔵で、
社屋(上酒蔵・下酒蔵・事務室・住宅)は
国の登録有形文化財に登録されているそうです。
まず最初に案内されたのは下酒蔵。
この1つの樽で、なんと1升瓶1500本できるとのこと!!
1年間に3回仕込みをするというお話だったので、
とても人気のあるお酒だということもわかります♪
これが麹室(こうじむろ)。
麹造りが行われている場所で、神聖な雰囲気が
入口からも漂っています。
そして、お酒の命ともいえる水!!
これは300年前から使われている地下水だそうで
今は、酒蔵見学とともに、この水を求め
来社するお客さんも増えているとのこと。
私たちも一口飲ませていただきました!!
うーん♪おいしい!!
硬水とのことでしたが、とても柔らかい感じがしました。
昔から、この酒蔵があることを物語るのは「阿弥陀車」
蔵の上の高い位置に今でも残っています。
この阿弥陀車を使って、冬季仕込み期間中は
手入れを済ませた貯蔵桶を2階へ引き上げたりしていたそうです。
阿弥陀仏の光背にいていることから「阿弥陀車」。
今のような電気を使う機会がない時代
江戸の人たちの知恵はすごいなぁ…と感心してしまいます。
最後に、できあがった福禄寿の試飲をさせていただきました!
それも朝9時から(笑)
お酒の造る過程を初めて見学させてもらい
めったに見ることができない光景に(また、歴史ある建物に)
とても感動しつつ…
まさかのアルコールが弱くてほぼ呑めないという
…amedioでした(;^_^A アセアセ・・・
P・S
それでも、ほーんのちょっとは飲めます…。
試飲は美味しかったですよ!!
あぁ。お酒に強ければパラダイスだったのになぁ~。
機会があれば是非一度、ご賞味あれ♪