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行くぞ ! 秋田県鹿角市 移住体験ツアー

行くぞ ! 秋田県鹿角市  移住体験ツアー

 


秋立ちぬ。『チルチンびと』97 号から、ステキなページをご紹介します。

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〈『チルチンびと』× 秋田県鹿角市 移住体験ツアー〉というユニークなレポートは、いかが。

今年の夏は、秋田ブームでした。甲子園。準優勝。金足農業。吉田輝星投手。それにちなんだ、というわけではないのですが、〈『チルチンびと』× 秋田県鹿角市 移住体験ツアー〉が、企画されたのですね。

秋田県の北東部に位置する鹿角市。ぐるりを山々に囲まれ、見わたす限りの田園風景。移住促進に力を入れる同市は、県外からの希望者を対象にした移住ツアーを随時行っている。「さらに地域に密着し、鹿角の魅力をより伝えられるものに」と同市の移住コンシェルジュ(地域おこし協力隊)は、『チルチンびと』と、移住をめざす家族のための体験ツアーを企画。
その日、東京駅に集合した二組のご家族。まちなかに近い「大湯・十和田コース」、豊かな自然に囲まれた「八幡平コース」に分かれ、いずれもホームステイ先に宿泊。2泊3日。地元の人たちとの交流を楽しみました。環境、施設の見学から、ブルーベリー狩り、きりたんぽを味わい。大満足。

秋田ブームを、飾りました。
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『チルチンびと』97号絶賛発売中。

 

 

 


ウッドデッキ快適術

ウッドデッキ快適術

 

秋立ちぬ。『チルチンびと』97号、まもなく発売です。〈特集・花と緑を愛でる家〉から、ステキなページをご紹介します。

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「ウッドデッキ快適術 ー 花と緑をもっと楽しみたい」は、いかが。

庭の花や緑を眺めたり、家族やお友だちと楽しいひとときを過ごしたり。リビングの延長として人気のウッドデッキですが、思ったほど活用できていない、という声も、意外に多く聞かれます。ウッドデッキを、めいっぱい楽しむためのアィデアをいくつか。
たとえば、虫対策。蚊やハチなどの虫は、やはり気になるもの。蚊は、夏に発生するイメージですが、実はその活動期間は4月から11月と長いのです。
では、防虫ウッドデッキをつくるには、どうする。図解で、わかりやすく、ご説明します。

時は秋。庭に涼風。
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『チルチンびと』97号は、9月11日発売です。お楽しみに。

 


陶芸家・工藤和彦さんの「ウラヤマクラシテル」

陶芸家・工藤和彦さんの「ウラヤマクラシテル」

 

秋立ちぬ。『チルチンびと』97号、間もなく発売。 〈特集・花と緑を愛でる家〉から、ステキなページをご紹介します。

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この写真の後ろ姿は、どなただろう。記事の書き出しは、こんなふうだ。

北海道旭川市の中心から、車で30分ほど離れた東山地区にある「ウラヤマクラシテル」。広大な景色の中を走り抜け、国道脇にある立て看板のサインを頼りに山道に入る。矢印に従って車を進めると、森の中に大きな建物が見えてきた。
「ウラヤマクラシテル」は、工藤和彦さんが昨年オープンしたギャラリー。もともとこの地にあった旧旭川温泉の施設を改装している。同じ建物内に工房があり、住まいも近くにある。文字通りの裏山暮らし。家族とともに、大自然に囲まれた環境の中で生活し、作陶に励んでいる。

陶芸家の花詩集を、どうぞ。
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『チルチンびと』97号は、9月11日発売。お楽しみに。

 


6月23日。セツ先生 命日

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1999年6月23日。セツ先生は、亡くなられた。

『セツ学校と不良少年少女たち』(三宅菊子著・じゃこめてい出版)をいまでも、懐かしく読み返すことがある。

たとえばそのなかの「ヘタクソが情熱を燃やして変わるとき」という章では、こんな言葉。

〈セツの2年間は、色をタブロオで、形をデッサンで勉強して、どうやら絵ということがおぼろげにわかってくる時間。絵描きにならせるための教育でも何でもないんです。ただ、ここで描いているうちに、その人の、その後の感じ方、生き方を変えると思う。あとは、そこから先は知らないよ。デザイナーになろうが、絵描きになろうが、勝手に自分で勉強してちょうだい。〉

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セツに通った方々が、想い出を描く  「私のセツ物語」は、好評連載中。コチラからごらんいただけます。

 


八丁味噌と木の家

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『チルチンびと』96 夏号は、6月11日発売です。今号の特集は、
復活する「梁」
ガラス越しの夏  ー  創作の現場から
東海特集・八丁味噌と木の家
の充実三本立て。
〈東海特集〉には「八丁味噌のふるさとを訪ねて」という  minokamoさんの「カクキュー」からの、芳醇レポートがあります。

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まずは、よい香りが漂う味噌蔵を案内していただきました。大きな木桶が並ぶ姿は、美味しいものができるに違いない !  と感じる光景。木桶は高さ1.8メートルもあり、上には山型に美しく積まれた石。この石を積むには10年以上の修業が必要で、重心が中心に向かうよう石の向きが少し斜めになっています。この積み方によって揺れると締まるようになっており、これまでに起きた地震で一度も崩れたことはないそう。

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このほか、地域に根ざす木のお店、地元の工務店がつくる、心地よい木の家5題  などの話題も満載です。

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『チルチンびと』96 夏号は、6月11日発売です。お楽しみに。

 


ガラス越しの夏 ー 創作の現場から

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『チルチンびと』96 夏号は、6月11日発売です。
今回の特集は、
復活する「梁(はり)」
ガラス越しの夏  ー  創作の現場から
東海特集・八丁味噌と木の家
の充実三本立て。
特集〈ガラス越しの夏 ー 創作の現場から〉は、ガラス作家、ガラス建具店を訪ねて、レポートします。たとえば、草花ガラスをつくる 藤木志保さん。その記事から。

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藤木さんのガラスは、植物から取った型からつくられている。川沿いに生えた草を一つひとつ眺め、手折る。採取するのは、形や表情が素敵だと思うもの。ガラスに置き換えるとどうなるだろうと考えて……。「植物は一度型を取ってしまうと萎れてしまう。命をいただいているという感覚です」。……
このほか、keino  glassさん、荒川尚也さん、西荻窪の建具店・駱駝、も登場します。
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『チルチンびと』96 夏号は、6月11日発売です。お楽しみに。


復活する「梁(はり)」

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『チルチンびと』96  夏号は、6月11日発売です。
今回の特集は
復活する「梁(はり)」
ガラス越しの夏  ー  創作の現場から
東海特集  ー  八丁味噌と木の家
という充実 三本立て。
特集〈復活する「梁(はり)」〉は、見事な梁のある家を、実例たっぷりにご紹介します。そして、建築家・泉幸甫氏は、「梁の美学」をこう書きます。

…… しかし、見られるからと言って、技巧的に妙にきれいにすることにこだわりすぎると、それもいやなものになる。誠実に、きちっとした仕事になっていればそれでよい。それは人柄を見るようで、梁を見せるというのは人柄をもろに見せているようなものかもしれない。案外奥深い世界なのだ。……

梁は人なり、か。
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『チルチンびと』96 夏号は、6月11日発売です。お楽しみに。

 


猪熊弦一郎と猫

猪熊弦一郎展   猫たち

 

『猪熊弦一郎展 猫たち』が、はじまった。(Bunkamura  ザ・ミュージアム、4月18日まで)

『猪熊弦一郎 猫画集  ねこたち』(リトルモア)に、こういう文章がある。
〈猫は性質が人間でいえば女性の様なもので、何を心で思って居るか、表情の中に露骨に現わさないから一見いじ悪い動物に見える事があるが、長く見て居ると精一杯の表現はして居るが犬の様に直接的でない為に、仲々むつかしく、解りにくいだけである。それだけ犬よりもデリカシーを持って居るし、強くも感じる。〉

展覧会初日、たくさんのかわいらしい猫の絵に見入る、猫好きの女性たち。何を心で思って居るか、解らない。


大江健三郎の生家を訪ねる ー 兄・大江昭太郎邸 ー『チルチンびと』95号の予告篇 。その4

大江健三郎の生家を訪ねる ー 兄・大江昭太郎邸 ー『チルチンびと』95号の予告篇 。その4

 

〈大江健三郎のノーペル文学賞受賞をきっかけに、大江文学の里として一躍脚光を浴びることとなった愛媛県内子町大瀬。内子の町並み保存を30年以上手がける、建築家・永見進夫さんがつくりあげた、健三郎の兄、故・大江昭太郎さんの家を訪れた。〉

という前書きで始まる、このページ。

〈内子町の中心から国道379号線を東へ約10キロ。山々が連なる小田川沿いの平地に、大江健三郎が「谷間の村」として小説に描いた、内子町大瀬〈旧大瀬村)がある。江戸時代に和紙産業で栄えたこの町は、内子から久万高原へと向かう遍路道でもあったことから、かつては多くの人びとが行き交い、賑わいを見せていたという。〉

落ちついた佇まいの家。大江文学ファンには、見逃せない。


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『チルチンびと』95  春号は、3月10日発売です。お楽しみに !

 


福島、男女11人春物語 ー『チルチンびと』95号の予告篇。その3

福島、男女11人春物語 ー『チルチンびと』95号の予告篇。その3


『チルチンびと』95号の特集は、3本立て。そのうちの1つが「風土に生きる ― 福島の人びと」。
たとえば、そのうちの1人「食堂 つきとおひさま」の五十嵐加奈子さんの場合。こうです。

〈「何もない町から出たかった」。喜多方市の隣、磐梯山をいただく北塩原村出身の五十嵐加奈子さん。一度は故郷を離れ、東京で調理師学校に通いながら飲食業に就いた。都内の人気カフェで店長を務めていたが、「自分の店を持ちたい」という夢を携え、東京で知り合ったご主人とともに故郷へ戻ることを決意した。…… 「何もない町。だったら自分たちでやってしまおうと思ったんです」と、店ではこれまで映画の上映会や古本市など、数々のイペントを開催してきた。〉

「人とひと、人とものが出会う蔵の町の食堂」とタイトルがついている。このほかに、ティールームあり、カフェあり、ギャラリーあり、電力会社あり。男女11人の春物語が、展開されます。


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『チルチンびと』95  春号は、3月10日発売です。お楽しみに !