食べ物

棒年会

千疋屋 ババロア

 

 年の暮れのある日、作家Мさんの家を訪ねることが、もう何年もつづいている。年一回、2人だけの忘年会。いつも私が持って行くのは、千疋屋のフルーツ・ババロアである。なぜか、そうなった。

 私と彼は、仕事のこと、共通の友人の消息など、一年分の話をする。やがて、2人の前に、フルーツ・ババロアが並ぶ。Мさんの夫人も、片手にワイン、ひざの上の皿にババロア。この二つの組み合わせが、実に絶妙なのだといい、横の椅子に座って、楽しそうに話を聞いている。それが、おなじみの風景だ。

 今度は、どうなるのだろう。忘年会とは、いかがなものか。けして、忘れてはいけない一年だ、という声があった。当然だ。うーん。ああ、そういえば、こういう虚子の句があったなあ、と思う。

去年今年貫く棒のごときもの

それなら、棒年会は、どうだろう。そう考えながら、Мさんの家へ向かった。あれからもう、半月たった。


裏ワザ☆ほっこりかぼちゃ☆

冬将軍がやってくる~!!

 

…ということで、東京もずいぶんと

冷え込んできました。

 

こういう日は鍋やうどんといった

温かいものが恋しくなりますね~

 

我が家での定番ほっこりメニューは

こちらのカボチャの煮物!!

 

ほっこりほっくり(^O^)大好きです

 

ご存知の方も多いかとは思いますが、

カボチャの煮物の裏ワザは

湯呑みを鍋に入れる事!!

 

カボチャを切ったら、湯呑みをひっくり返して鍋に

入れ、そこへカボチャを皮を下にして入れ

グツグツしてきたら、調味料を入れて

(うちの場合は、砂糖と醤油と酒とみりんを

1:1:1:1の比率です)

15分ほど煮るだけの簡単メニュー

出来上がったら、お鍋の蓋を取って

放っておくと…あら不思議☆

ひっくり返した急須の中に

余分な煮汁が吸い込まれていきます☆

 

 

湯呑み

鍋のなかはこんな感じ

 

これで、ビシャビシャになる失敗はなくなるという

裏ワザなのでした☆

 

ところで、最近、筑前煮に挑戦をしたら

なんだかイマイチ…。

 

どなたか、美味しく照り照りに作れる方法があれば

是非教えてください(。-人-。)

 

amedio(^O^)


まつや「とり野菜みそ」

とり野菜みそ

能登に帰った時に姉がお土産にくれたまつやの「とり野菜みそ」。

どうやら、石川県にしか売ってないものらしく、私なんかは小さい頃から当たり前にスーパーで目にしていたものですが。この絵がまたなんともなく印象に残るんです。

懐かしいのでさっそく、うちに帰ってから鍋に。このみそを入れて水を入れて具を入れるだけのずいぶん簡単な料理。ピリ辛の方を使用してみましたが、味はというとちょっと濃い目。魚介エキスなるものが入っているようですが、普通のみそとどこが違うのかと言われても難しい感じの味。

調べてみたら、オンラインショップなるものがありました。ご興味のある方はぜひ。

よく、曲とか味とか空気で時代を思い出すことがありますが、確かにこの味噌を食べたときに小学生の頃のイメージが浮かんできた。こういうの、脳がどんな働きをしているのか不思議です。

鈴の鍋

それから、買ったまま忘れていたこの錫製の鍋。今回使ってみてわかった事、蓋をしておくと1時間は熱々のまま。おどろきの品でした。

 

 


七草粥☆

 

明けましておめでとうございます☆

 

今年最初のamedioブログは

季節の七草粥からスタートです☆

 

今年も七草粥を作って食べました。

 

「なんで雑草食べるんだ…」なんて思っていた

七草粥嫌いのちびっこ時代を経て

今では毎年つくっております…。

 

今年は、レシピを見ながら

中華風の七草粥に挑戦☆

 

七草

まずは七草を用意して

軽く塩で茹でて細かく切り

鶏肉とネギとしょうがを沸騰させたところに

ご飯を入れ、細かく刻んだ七草を入れ

最後に卵黄を落とせば出来上がり☆

味がちょっと薄かったので

鶏ガラをちょっとたしましたが

美味しくできました☆

 

今年も健康で過ごせますように~と

無病息災を祈願し

その後、早速スポーツジムへ

行ってきました☆

(久々すぎて、明日は筋肉痛になりそう)

 

今年も元気いっぱいがんばります☆

 

皆さんも健康で一年過ごせますように☆

 

amedio(*^^)v


雑煮の記憶

新春

「おめでとうございます」「今年もよろしく」という挨拶のあと、話題は、幼き日の雑煮体験へ。

「うちは、餅つき器で、オバアサンがつくるお餅。具は、ホウレン草、三つ葉、ナルトなど。特色は、朝から雑煮とお汁粉が用意されていて、どちらを食べてもよかったんですよ」とkurara 。

「へえー」とtakeko。「うちは、すまし汁仕立てですが、カマボコ、トリ肉、三つ葉。それに、お煮しめの材料のサトイモ、ゴボウ、ニンジンたちが加わる、具だくさん」。

「お餅をちょっと焼いてから煮る、というところが、千葉風なのかどうか。すまし汁にホウレン草、カマボコ、ナルト、三つ葉、ゆず」は、kuro。

「うちもみんなと似ていますが、ユニークポイントは溶き卵を入れること。卵の黄身の黄色、三つ葉の緑、ナルトのピンクとにぎやかになりますよ」とamedioが言えば、「具はホウレン草とナルト。カツオと昆布だしで、お汁が濁らないように気を遣う」のはa-van。

「どこも、似たりよったり。うちの、ちがうのはブリがはいっていたこと」とmorimori。

「ふーん。うちではね、雑煮の前の酒の回し飲みが特徴かな。一個の盃で、金箔のキラキラ浮いた酒を回し飲む」とはvigo。へえー。そうですか。その幼少のころから、この正月まで、日々、サケノ切レルコトナク ! ! ! —-。

morimori

 

今回、新春という文字を書いて頂いたのは、書家の北村宗助先生。直木賞受賞作 「利休にたずねよ」の題字も手掛けられています。2月には、全国版コラムで広場に登場して下さいます。また、左官や建築についてのコラムなど、本年も新しいコラムを沢山ご用意しています。「チルチンびと広場」どうぞ引き続きお楽しみ下さい。

vigo


歩け タイヤキくん

師走である。映像も活字も、1年の回顧ということになるのだけれど、今年は、3・11以降に尽きる。
あの日、大きな揺れが2回あり、どうやらそれが収まった5時過ぎ、私は、社を出た。神保町の交差点近くに行くと、「神田 達磨」というタイヤキ屋さんに、3人が並んでいるのが見えた。私は、その後ろにつき、タイヤキを3匹420円で買った。前の人が「3匹」といったので、マネをしたのである。それから、コンビニでお茶を買い、銀行でお金をおろし歩き始めた。
 黒い川のような帰宅者の帯は、黙々と続いていた。途中、公衆電話に並ぶ人と自転車を買い求める人と、公衆トイレの列だけが、流れに淀みをつくっていた。しかし、ビニールの袋のなかのタイヤキが、不思議な余裕と安心感をくれた。3匹は、1人で食べるには多すぎる。どこかで、誰かに差し上げてもいいと思った。
  しかし、そのまま袋を提げて、4時間後、自宅について、すっかり冷え込んだタイヤキを1匹、温めて食べた。残りをどうしたかは、思い出せない。

タイ焼き


サトイモごろごろ

 

 

住まい工房さんからチルチンびと編集部へ届いたサトイモをおすそわけでいただきました。ぽっこりとお尻まんまるな、サトイモらしい形のサトイモ。見るからにホクホクしていそう!スーパーで買うとガシガシの変なのにあたってしまうことが結構あるんです。こんなにホックホクであるに違いないと一目でわかるような美しいサトイモは、非常にありがたいのです。

 

サトイモは手がかゆくなったり、都度下ごしらえするのが面倒なので、時間の余裕と気持ちの勢いがあるとき一気にががっと洗って皮を剥いて米のとぎ汁で下茹でし、冷凍します。煮っころがし、そぼろ餡、コロッケ、グラタンにシチュー…淡泊な味わいでレシピを上品に仕上げてくれるサトイモ君はミドルエイジの強い味方。たいていのジャガイモ料理には代用できますが、意外に美味しいのがサトイモフライです。フライドポテトみたいに素揚げもいいのですが、豚カツをつくるときに、ゴボウやアスパラ、タマネギetcとともに衣を付けて揚げればカレーの付け合せとしてもぴったりで、食卓をにぎやかに盛り上げてくれます。


美味しいイタリア料理屋さん in 千葉

千葉県の五井駅に行ったとき

とっても美味しいイタリアンのお店を見つけたので

ご紹介します(^O^)

 

ゴイタリアン・ウンディチ

 

ウンディチ

入り口を入る時、少し小さめのお店かと

思ったのですが、中に入ると

奥行きがあって広い!!

 

店内

旦那さんが前菜つきのランチを注文

私は前菜なしのランチを頼んだのですが、

お店の人がとても親切で、前菜を取り分ける

お皿も出してくれました。

 

前菜の1つにちびっこいライスコロッケがあって

それがまた美味しい☆

 

棚には美味しそうなワインが……と

言いたいところなのですが

私たち夫婦…下戸なんです。

コップ半分のビールをさらに半分こしても

真っ赤になってしまうほどの下戸なんです…涙

イタリアンやフレンチを食べながら

ワインで乾杯ということにどれだけ

憧れているか…

そして、居酒屋さんなどでも、

日本酒の飲み比べや「うーんこれは辛口で…」なんて

コメントにどれだけ憧れているか…

これは、飲めない人にしかわからない

憧れですヾ(。`Д´。)ノ彡☆ブーブーッ!!

 

用意されていたお酒の種類も

豊富だったので飲める方々にも

おすすめのお店です☆

 

前菜に続いてパスタの登場。

 

今回はバジルクリームソースのパスタを注文しました

バジルの香りがとってもいい!!!

そして、私の好きなアボカドとサーモンも入ってました!

(また、写真を撮りそびれてしまった…(-_-;))

バジルクリームも、パスタによく

絡んで、絡んで、美味でした☆

 

最後に出たデザートまで全部美味しかった~!!

大満足のランチでした(^O^)



帰り際、レジの下にこんなかわいらしいコルクの

お人形を発見。

 

コルク人形

 

ちょんと座った感じが、キュート☆

 

amedio(^O^)

 


奇跡の1枚

さて、さて、長きにわたり

養老渓谷のお話を書かせていただきましたが

いよいよ、最終回となりました(笑)

 

途中下車した大多喜駅にて

お昼ご飯を食べたときのこと。

 

たまたま入ったお店の店主さんが、

元人力車の運転手さんで

大多喜周辺にとても、詳しく

一番のおすすめスポットを教えてくれました。

 

それがここ!!

写真スポット

 

じゃじゃーん!!

 

このいすみ鉄道&城&川が撮れる撮影スポットは

1箇所しかないらしいです!!

 

そして、本当に本当に偶然、その橋に到着した直後に

電車が来たのです!!

(噂の1時間に1本の電車なのに~!)

まさに奇跡の1枚~☆

 

ちなみに、お昼ご飯は駅前すぐの

「番所」

というお店に行きました。

2009年にオープンしたとのことです!

そしてここの名物が猪のお肉を使った

「十六丼」

(ちなみに猪→しし→4×4→16丼だそうです☆)

猪って、ちょっと臭みがありそうなイメージを

もっていましたが、ビックリするくらい

やわらかくて、美味しい!!

タレの味もすき焼き風で、私の大好きな甘辛♪

全然臭みもありませんでした☆

※写真撮れば良かったのですが、美味しくて

すぐ食べました(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

 

他にもお勧めスポットをよーく知っている

店主さんなので、大多喜周辺に行く方は

ここでお昼ご飯を食べながら、

大多喜周辺の情報をゲットしてみてください☆

 

きっと、この激レアな写真スポットも

教えてくれるはず~(o^∇^o)ノ

 

amedio(^O^)

 


カレーな街

「パンチマハル」のチキンカレー

ぼくにもしも最後の晩餐がゆるされるのだったら迷うことなく注文する。カレーライス、赤い西瓜をひと切れ、そして冷たい水をグラスで一杯。—- と、安西水丸さん(『チルチンびと』の連載エッセイでもおなじみ)の著書で読んだ。
そうだとしたら、どんなカレーがいいかねえ、という話を、友人とした。私のいまのお気に入りは、神保町界隈では「パンチマハル」のチキンカレーである。(写真)スープ風のカレーだが、そこにキャベツがはいっている。キャベツは熱いスープのなかでも、しんなりすることなく、噛みごたえもサクサクと心地好い。カレーライスにおける、句読点というカンジである。
そういえば、と友人がいった。「この秋、゛神田カレーグランプリ゛があったらしい。どのお店が参加したか、くわしくは知らないけど、1位は、小川町のボンディらしい」
へえ。そうか。じゃあボンディに行ってみるか。カレーについてくる、2個のジャガイモも、うまいからな。最後の晩餐まで、まだ時間があるし。