冬至2016
冬至と言えば柚子湯。
そして今年は徳島産の柚子で柚子味噌をつくった。
柚子の半分はフードプロセッサーに入れペーストに、
もう半分は千切りにして、
加えた甘味は、みりんのみ。
苦みと甘味の、ぽってりとした柚子味噌になった。
冬至と言えば柚子湯。
そして今年は徳島産の柚子で柚子味噌をつくった。
柚子の半分はフードプロセッサーに入れペーストに、
もう半分は千切りにして、
加えた甘味は、みりんのみ。
苦みと甘味の、ぽってりとした柚子味噌になった。
12月15日。6時から、風土社の忘年会がひらかれた。
いつものように、建築家、工務店、写真家、ライター …… はじめ、いつもお世話になっている方々ばかり。みなさん、『チルチンびと』誌上でも、おなじみの方ばかり。しかし、例年顔を見せてくださった方が、あ、今年はもう、いらっしゃらない、と、ふと寂しくなることもある。
長かりしこの一年を忘ればや 冨安風生
という句を、この時季いつも、思い出す。
みなさま、お元気で。そして、少し早めですが、良いお年を。
イラストレーターの穂積和夫さんに、お目にかかった。「
最初、学校はどこに ?「高円寺でしたね。サロン・ド・シャポーの教室を借りて、
イラストレーターという肩書きは、いつから?「
眠れぬ夜は、読書。「今日も朝まで読んでいた。その範囲は、
ちかごろ、人がたくさん集まるところは苦手になった、
(穂積和夫さんの「私のセツ物語」は、コチラから、
「革新の工芸 ―“伝統と前衛”、そして現代ー」が開催中の
東京国立近代美術館工芸館へ。
工芸館は明治43年(1910年)建築の旧近衛師団司令部庁舎で
重要文化財に指定されている。
2020年までを目途に、工芸館は石川県の誘致により
移築・活用されるとニュースで聞いた。
「久米宏 ラジオなんですけど」という番組がある。東京だと、TBSラジオ、土曜日午後1時から。その番組が、このほど開始10周年を迎えた。記念の日の放送の初めに、10年を回顧して久米さんは、こう言った。いろいろな方をゲストにお迎えしたけれど、いちばん印象に残っているのは、小林澄夫さんですね。そして、小林さんの髪型にふれ、後頭部のほうが立っていたなあ、あの方、どうしていらっしゃるかなあ、と言ったのである。ビックリした。どちらかと言えば、ゲストの中でも、地味なほうだ。
その日の放送は、よく覚えている。始まると、まず小林さんの服装や髪型が話題になり、「最後に床屋に行ったのは、いつですか」と訊いた。小林さんは「最後に行ったのは、学生時代です。いまは伸びると、束ねて自分で切っています」と答えた。ゲストの人は、お気に入りの容器を持参することになっていたが、小林さんの持ってきたのは、ピースの缶だった。
久米さん。小林さんは、お元気ですよ。いまも『左官読本』(風土社刊)の責任編集者です。お知らせまで。
東京国立近代美術館で開催中、
日本初の本格的回顧展、トーマス・ルフ展へ。
トーマス・ルフ(1958~)はドイツの現代写真家。
「Interieurs」や「Portrats」シリーズの他、
インターネット上の画像やコレクションの古写真など、
あらゆる写真イメージを素材に用い、
作品にしているアーティストだ。
「sterne 星」、「cassini カッシーニ」や、
3Dメガネで鑑賞する「ma.r.s.」シリーズが特に印象的だった。
ルフは少年の頃、カメラよりも先に望遠鏡を手に入れたという。
今回は会場の全作品が写真撮影可で、これがとても楽しい。
東京国立近代美術館では約125点、
12月から開催される金沢21世紀美術館では約160点の作品が展示予定。
東京国立近代美術館~11月13日(日)まで。