漱石、母校、春

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4月6日。お茶の水小学校の入学式。人気のうどん店「丸香」の行列がとぎれたあたりに、その小学校はある。
門の横の石碑に ……

吾輩は猫である
名前はまだ無い
    明治十一年    夏目漱石
   錦華に学ぶ

……の文字。

今年は、漱石の生誕150年、没後100年にあたる、という。漱石の通った錦華小学校は、のちに統合され、お茶の水小学校となった。その母校の入学式。今日、校庭の桜は、満開だった。

 


セツ・モードセミナー 閉校を見送る展覧会

セツ・モードセミナー  閉校を見送る展覧会

 

「セツ・モードセミナー  閉校を見送る展覧会」に行った。地下鉄を、四谷三丁目で降りて、6,7分のところにあるカフェギャラリー「ゑいじう」でひらかれている(4月23日まで)。お店の 1、2階に、卒業生100人の絵がかざられている。樹木希林さんの、セツ先生との想い出のハガキも、あった。

100人100点の絵をみていると、『大人の女が美しい』(長沢節著・草思社文庫)に書かれた、穂積和夫さんの解説の文章を、ふと思い出した。

〈セツ流の生き方を妥協することなく本当に徹底したのは、結局セツ一人だったのかもしれない。言うに易しく、行うに難しいモラリストならではのピューリタンの道だったのだと思う。それでも教え子たちそれぞれが、なんらかの形で生活や人生に影響を受けたことも事実だろう。〉

………


この “ チルチンびと広場 ”では、セツ卒業生の方々の「私のセツ物語」を連載中です。穂積和夫さんの「セツ物語」も、ごらんいただけます。コチラから、どうぞ。

 


生誕100年 長沢節 展

生誕100年 長沢節 展

生誕100年 長沢節 展

 

4月1日。小雨。寒い。本郷の弥生美術館へ行く。「生誕100年  長沢節展」である。(6月25日まで)。入口で、笑顔の先生が迎えてくれる。「センセイ、おひさしぶりです」。
そして、いくつもの画をたのしんだ。サンジョルジュ島の船着き場。モンテロッソ。こころの故郷  会津若松南町のりんご畑。大原。……
その帰り、となりのカフェ・港やへ。カプチーノにセツ先生のサインをあしらいました …… というコピーがついた、セツ・カプチーノ(500円)を飲む。セツ二階のコーヒーが、懐かしい。


………


この「チルチンびと広場」でも、セツで学んだみなさんが、“ 私のセツ物語”と題して、想い出をつづっています。コチラから、ごらんいただけます。入場無料 !

 


野球殿堂博物館

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後楽園の東京ドーム

21番出口の右側に

野球殿堂博物館があります

 

入り口はちょっと狭いので

中も狭いのかな~と思いきや…

地下へ降りると奥行きがあり

かなりの広さです。

 

野球の歴史に関する書籍があったり

現役選手のユニフォームやスパイクが飾られていたり

過去の名場面集がシアターで流れていたり…

館内は、写真撮影できるので

野球ファンにはたまりません♪

※特に自分が応援するチームのコーナーは(笑)

 

アマチュア野球からプロ野球、

社会人野球に学生野球、大リーグ…と

野球に関する資料が山のようです♪

 

ずいぶん前の映像が流れていましたが

素敵なプレーは何十年たっても

色褪せませんね(≧▽≦)

 

展示物の入れ替えも多いようなので

何度足を運んでも

楽しめそうです♪

 

 


コーヒーとシナモンスティック

 

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煮出す方法でチャイに使われるシナモンスティック。

コーヒーにポンと入れるだけでも

ふんわりと

香りが立つ。

 


芹を摘む

野芹

 

初挑戦

山に登り、湿地帯に足を踏み入れ、野芹を摘む。

摘むというよりは、どちらかというと引っこ抜く?

小学校の遠足のような、なんだかなつかしいような時間…

泥をきれいに落とし、みんなで芹鍋。

 


EXTRA REVIEW # 14へ



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先月「TABLOID」で開催された「EXTRA REVIEW # 14」へ。

 

『EXTRA REVIEW # 14』は

企業の枠を超えて志を同じくする11のメーカー、

ブランドによる合同展示会として

2010年にスタート。

質の高い展示を目指し

少しずつ規模を拡大、

今回で14回目を迎えた。

  

「チルチンびと広場」でお世話になっている皆さまも多数出店されていた。

海の家

haaz

hand craftwatch “ipsilon”

SOF

美工堂

JARLD PROJECT OFFICE

Time Lag

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会場のTABLOIDは、ゆりかもめ「日の出」駅 徒歩1分。

もともとは印刷工場で

フロア中央 天井高が約14 mの吹抜けのメイン会場と

コンセプトごとのフロアが配置された

真っ白な空間だ。

ゆりかもめの先頭に座って

わくわくしながら会場に向かうという

解放感が新鮮だった。

 


住宅デザインの目利きになろう !松本直子


住宅デザインの目利きになろう !松本直子

住宅デザインの目利きになろう !松本直子

 

「住宅デインの目利きになる」には、どうしたらいいか。
建築家・松本直子さんのレッスンが、わかりやすく、楽しい。(『チルチンびと』91号掲載)。たとえば、その記事に「目利きになるための十カ条」がある。
1  “リビング・ダイニング”  は切り離す
2  軒の下は特等席
3  キッチンづくりは、わがままに


………


そして、
10  惚れ惚れする天井に
まで、それぞれ、実例タップリに、教えてくれる。
このほか、
日本人が捨てきれなかった暮らしに美が宿る・松本直子 / 美しいリビングのための建具デザイン / 日本建築モダン化の系譜・三浦清史 / 吉田五十八「よい家」の極意 / 事例・伝統の日本美と西欧の暮らしが重なる家、17坪に散りばめられた和の愉しみ( 設計・松本直子)


………


『チルチンびと』91号は、特集・金沢  ―  ひと・まち・住まい。特集・住宅デザインの目利きになる ― 建築家・松本直子さんに訊く美のポイント。好評発売中 !

 


『チルチンびと 』91号の表紙は、語る

『チルチンびと 』91号 金沢 ー このまちに生きる12人の女性たち

 

ここに『山鬼文庫』あり 」

 

もし、あなたが、この表紙に魅かれ、おや、金沢のどこだろう、と思われたら、『チルチンびと』91号の26ページを開いていただけますか。

「ここに『山鬼文庫』あり 」というタイトルで、ここで仕事をする中森あかねさんの文章がある。
山鬼文庫は、約2万5,000冊の蔵書をもつ私設図書館であり、現代美術の発信の場でもあること。その誕生のいきさつ。拠点の町家は築100年であること。その湿度と陰翳のある金沢町家との縁。春は雪に耐えた植物の手入れをするという、金沢人の日常、立ち居振る舞いについて。

……
そして、中森さんの文章の最後は、こう終わっている。

ふと見るとカワセミが浅野川に突進して鮮やかな青を見せています。庭の沈丁花も芳香を放ちはじめました。どうやら今年も無事に図書館をオープンできそうです。


……

『チルチンびと』91  春号  〈特集・金沢 − このまちに生きる12人の女性たち〉 。 〈特集・住宅デザインの目利きになる − 建築家・松本直子さんに訊く美のポイント〉  は、3月11日発売です。

 


「チルチンびと住宅建築賞」贈呈式

「チルチンびと住宅建築賞」贈呈式

 

3月9日。快晴だが、風がつめたい。
そんな日の午後、「チルチンびと住宅建築賞」贈呈式が、風土社で行われた。審査委員長・泉幸輔氏挨拶。受章者の表彰とその作品一つひとつへの、ていねいな批評。そして、懇親会。
ここからが、さらに盛り上がる。なにしろ、受章者は、九州、四国、関西、東海、関東 …… と各地から。その仕事の場も、経歴もさまざまだから、にぎやかなことになる。地域の資材について、自分の師について、工務店の中での役割について 。そして、作品についての、自分の考えをさらに語る人あり。それらについての質疑応答あり。
「いいシゲキをもらいました」と、受章者も、審査員も語る、楽しい会になった。


………
第5回「チルチンびと住宅建築賞」の受章者、受賞作品、審査経過についての詳細は、『チルチンびと』 91  春号で、ごらんいただけます。