これ、何に使うものだかわかる?
今はもうありませんが、塩見さんのお店「ガスリーズ・ハウス」で購入した一品。
なんとなく、形が気に入ったので玄関にでも吊るして飾っておこうかと思っていたのですが…。
「これ、何に使うものだかわかる?」と、塩見さん。
「うーむ…。」
「昔はね、蝋燭を消す時にこういった道具を使ったんだよ。」
「なるほど。」
「口で吹き消すより、芯がきれいに残るんだ。」
さっそく、実験。おおー、芯がきれいに残ってる。更に、消した時に口で吹き消した時より煙と匂いも少ない。
思えば、塩見さんのお店ではアンティークに限らずいろんな雑学?なんかの話をしてくれたな。
そういった塩見学、チルチンびと広場のコラム「古道具屋の西洋見聞録」で拝見できます。
また、今月4日発売のチルチンびと67号「古びの美が宿る家」でも登場しています。こちらは、住宅として使用するために、古い病院を改修する話です。ドアや取っ手、窓枠なんかにも塩見流のこだわりが感じられます。
合わせて、ご覧下さい。
コナス成長記
amedioに誕生日にもらったコナスの種が、こんなに育った。
なにをかくそう、ほとんど世話がいらないことで有名な、
ポトスでさえも枯らしたことがある私なので
コナス育ては夫に丸ごとパス!したはずが、この植木鉢を
キッチンの窓辺においておいたところ、植えたそばから
芽が出る出る。わらわら成長したその子たちの中から
一本を残してあとを間引かなければならない。くぅううごめんよー
といいながらちびっちゃいのを引っこ抜いたりしているうちに
結構残ったコイツに愛着がわいてきた。
しかも最終的には食べられるのがいい。
コナスちゃん。早く育っておくれ。
そしたら美味しいピクルスにしてあげるからね。
小説「ドン・キホーテ」にも登場する、小茄子のピクルス。
スペインの香り。。いまから楽しみなのだ。
ふろしき
討ち取った敵将の首を布で包んで持ち運んでいた。
手柄という大切なものだからこそ、布につつんだのではないか?
大切なものを布に包むという“包みの文化”は、実はかなり古くから存在し、
現存する最古の包み布は、奈良の東大寺正倉院に残されている。
「包む」語源由来を辿ると「むき出しの心を包み込んで覆う」という意味で「つつましい」と同じである。
「包む」とか「結ぶ」ということは、さらりとこなせる『器用さ』で、
相手を「思いやる」「もてなす」気持ちの表現でもある。
ふろしき包みが突風によってあおられている様子が描かれている。
大正ごろの東京の菓子屋などに行けば、 「何をお包みしましょうか?」という言い方があったと書き残されている。
贈答品を渡す際には、包む事によって受け取る側がどんな気持ちになるかを意識していた。
これだけ“包む”事にこだわる文化は、そう無い。
話は少し変わるが、着物も一枚の布からできている。腰を包むようにして身にまとう。
洋服は、発想からして「袋」のようだ。ズボンでもスカートでも、足を袋に入れるようにして履く。
この関連性は一体なんなのか、非常に奥が深い。
パッションフルーツ
『チルチンびと』67号は、もうお読みになりましたか。
そのなかの新連載「小笠原からの手紙」(安井隆弥)に、こういう話がある。小笠原は海に浮かび出た海洋島である。この岩のかたまりのような島に、植物をつれてくるのは、鳥と風と波だ。たとえば、飛んでくる鳥の糞のなかの種子が発芽する。風は、数千キロメートルの彼方から、胞子を運んでくる。『椰子の実』の歌のように、海流に乗ってたどり着くものもある。そして、やがて、島は緑に彩られる。私は、この過程が目に浮かび、なんだか楽しくなってくる。
以前、ご紹介した小笠原野生生物研究会の安井隆弥氏が、パッションフルーツを手に、ひょっこりいらっしゃった。
このブログは、先日の野本建設からいただいた「活南蛮エビ はねっ娘」といい、なんだか、到来もの一覧みたいですが —- いや、実はそうなんです。
小笠原では、パッションの季節のあとに、レモンのシーズンがくるという。そのレモンは、そこらの果物屋さんで見るものとは異なり、ずっしりと大きく、オレンジと間違えてかじった人がいるという。安井先生!この秋は、レモンをお待ちしております。
F1元町を走る!
「F1マシンが、横浜の元町を走る!!日本初の公道を走行!!」ということで、昨日は横浜に行ってきました。
1時間前に着いたものの…予想以上の大混雑。
着いた瞬間「これ、もしかしたら見えないかも…」と思うほどの人、ヒト、ひとでした!
元町の商店街は、入場制限されてしまっていて入ることもできず、1本離れた路地(すぐ裏に川があり橋があるので気持ち段差になっている)で見ることに。
F1マシンは、人の背よりも低いので、路地で背伸びをしながら「あぁ。こりゃ無理だなぁ」というのはわかっていましたが、F1の醍醐味は、迫力満点の音にもあるので、そのままイベント開催を待つことにしました。
待っている間にも、さらに増えていく人の数。
F1ってこんなに人気があったのか…とそのことに嬉しくなりました(イベント後に知りましたが1万人以上来ていたらしい…汗)♪
いよいよイベント開始。
案の定、全然見えなかったけれど、ゾクゾクするF1独特の高音のエンジン音を聞け、大満足!前の方の観客たちの持っているカメラが右から左へ動くのを見て、「今、通過したのね!」と判断しました(笑)
それにしても、エンジン音だけで、鳥肌が立ちました。
イベントは、一瞬で終了…(笑)
あまりの混雑のため2往復するところを1往復にしたらしいです。
ちなみに近くで見るとこんな感じだったとのこと↓
今回の、イベントをきっかけとして、次回も日本のどこかで、F1カーが走るイベントがあるといいなぁと思います(^_^)
※来週カナダGPで、レースがあるから、忙しいはずなのに、日本を経由してイベントに参加してくれたトロロッソのブエミ選手に感謝です♪
ところで、なぜ、私がF1にハマったのか、それは、また、今度のブログで話そうと思います。
amedio (^_^)
67号「チルチンびと」に思う
一昨日発売の「チルチンびと」67号の特集は、「古びの美が宿る家」。
どの家の特集も、長く大切に受け継がれてきたものが醸し出す、
落ち着いた、心地よい雰囲気が伝わってくるような誌面になっています。
いいものを長く大切につかう。
そのほうが安くて新しいものをとっかえひっかえするよりも、
精神的な満足度はずっと高い。
経験してる人はみなさん そのことをよく知っていて、
さらなるいいものを発見したり、 直したり、使ったりする名人になっていく。
今回取材させていただいたATELIER n°18 TRAVAIL ジュウハチバン&古道具あらい
のご夫婦も、そんな達人たちでした。 身近なところでは、vigoも目利きなのです。
先日ちょっといいものだったんだけど、ここ数年敬遠しがちだった ブラウスの衿を、
vigoに言われるがまま断ち落としてみました。 そしたらあら不思議。
よれっとした衿がなくなるだけで すっきりシンプルに着られて、
生まれ変わったその姿に 再び愛着がわいてきました。
また、今号では境野米子さんの「じぶんらしく、コスメ」最終回となります。
今回は執筆が震災直後ということもあり、「放射線との付き合い方」 をテーマに、
あまりに多くの正誤混合の情報からいったいどれを 取捨選択していけばいいのか
を教えていただきました。
表面的なものではなく、化粧品の成分や、副作用のひとつひとつを ていねいに検証し、
健康や環境の問題として深く追求し、安全なレシピも添えてくださっていた
米子さんの人気連載でしたが、現在の日々の活動をブログで追っていると、
もっと 伝えるべき多くのことがあまりにありすぎるのだとわかります。
今日のエントリから「南相馬からの便り」
この震災をきっかけに、じわじわとあまりにもゆっくりだった 価値観の変化のスピードが
速まる気がします。 根本的な幸せや大切さの基準や、何を選択し、何を捨てるか。
それぞれの選択は個人によって違うと思うけれど、確実に。
そんなことについてもたくさん考えさせられた、67号でした。
活南蛮エビ はねっ娘
地域主義工務店の会 新潟県の野本建設さんから
「活南蛮エビ はねっ娘」が風土社に届きました。
私たちも1つ頂きました。生きてるエビです。
あんまり良く撮れませんでしたが活南蛮エビだけに
元気に手足を動かしていました。
かわいそうでしたがおいしく頂きました。
ごちそうさまでした。
しかし、こういう場面に出くわすと必ず
藤子・F・不二雄の「ミノタウロスの皿」を思いだす。
人間が牛の家畜として成り立っている星の話で
かなり衝撃を受けた作品でしたが、手塚治虫だと勘違いしていた。
なぜだろう?
予告篇
映画の予告篇は短いほうが、映画館に喜ばれる、と、亡くなった映画監督の伊丹十三さんが語っている。
—-つまりね、予告篇が長いと休憩時間が食われる。休憩時間が食われると売店の売り上げに響く、ということで、一分の予告篇でも嫌う館があるんです。 (『伊丹十三の映画』から)
そうか、知らなかった。予告篇とは別に、テレビで映画を紹介するときに使う、場面集もある。それについては、こうだ。
—–ええ。これね、ここは見てほしいという場面を並べるわけだけど、しかし見せ過ぎちゃいけない、だからいかにも面白そうだけど肝腎のところは見せないという、その呼吸が難しいので、あまり人にまかせられないわけです。 (同書から)
何の話かというと、私は予告篇をつくろうとしていたんです。6月8日から、この゛広場゛で公開される「手焼きせんべいのヒミツ」の予告篇を、短く、見せ過ぎず、いかにも面白そうに書くつもりだったんですよ。
木村和司 VS ドラガン・ストイコビッチ
昨年2010年7月30日たまたま観戦することになった試合である。
マリノスホームであったが、アウェイのグランパスが2-0で勝利。
木村監督とストイコビッチ監督、どんなサッカーをするか楽しみであった。
どちらかというと、個人的にはピクシー率いるグランパスがいいサッカーをしていた。と感じた。
結局、昨シーズンは名古屋グランパスが優勝したようだ。
内容と結果が結びつくのはすばらしい。
日本を代表していた?!している?!フリーキックの名手、写真ではとんちんかんなところにボールがとんでるように見えるが・・・。

中村俊輔選手のフリーキック
日本では、ロベカルのようにインではなくアウトに掛けて蹴れる人出てこないのだろうか。
a-van














