2022年1月25 の記事一覧

『香月泰男展』へ、ご案内

香月泰男展

 

〈太平洋戦争とシベリア抑留の体験を描いたシベリア・シリーズにより、戦後美術史に大きな足跡を残した泰男(1911-74)の画業の全容をたどる回顧を開催いたします。………では、シベリア・シリーズを他の作品とあわせて制作順にします。この構成は、一人の画家が戦争のもたらした過酷な体験と向き合い、考え、描き続けた道のりを浮かびあがらせるでしょう。……
戦争が遠い歴史となり、その肌触りが失われつつある今、自身の「一生のど真ん中」に戦争があり、その体験を個の視点から二十年以上にわたって描き続けた、「シベリアの画家」康男の創作の軌跡にあらためて迫ります。〉
というのが、この覧会の案内に書かれたみどころ、狙いということになる。「泰男』は26日から327日まで、練馬区立美術館で。