『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』展(東京国立博物館平成館、12月9日まで)へ。「秘仏来たる。」「珠玉の鎌倉彫刻。」というキャッチフレーズ。しかし、この京都 大報恩寺を知らなかった。帰りに喫茶店に置いてあった『うえの』というタウン誌に、皿井 舞さんのこういう文章がある。〈大報恩寺というお寺をご存知でしょうか。初耳という方もご安心ください。京都のタクシー運転手さんにすら、「え?」と聞き返されます。ですが、通称で、京都の人が親しみを込めてよく使う通称の「千本釈迦堂」と言い直せば、問題ありません。この通称は、釈迦をご本尊とするお寺で、近くに千本通という京都の碁盤の目を縦につらぬく大通りがあることなどに由来するようです。……〉みほとけ展のあとは、お弁当が似合うような気がした。一階の「鶴屋吉信」へ行き、京都 たん熊 四季おりおり弁当(1188円)を食べる。
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