あれはもう、2年前になるだろう。上野国立博物館に行ったら、女性群に出会った。その人たちを、刀剣女子と呼び、「刀剣乱舞」というゲームをきっかけに、誕生し、名刀を追いかけているのだ、ということはそのあと知った。いまは、どうなっているのだろう。『名刀礼賛 もののふ達の美学』(8月4日まで。泉屋博古館分館)に行くとき、ちらと、あの女性群を思い出した。別に期待していたわけではない。会場には、刀剣の基礎知識、というコーナーもあり、ふくら、きっさきなどの用語解説をしている。数々の名刀が、絶妙な光を放っている。お客さんは、若い女性の姿はなく、シルバー男子ばかりだった。
チルチンびと広場をつくっているメンバーがかわりばんこにお届けします。
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