初夢
暮。この「広場」で、お世話になっている方々に、ご挨拶にうかがった。そのうちの一軒「西荻案内所」で、所長の奥秋さんから、これをお持ちください。枕の下にいれると、いい初夢がみられますよ、と、この「宝船」の紙を渡された。ありがとうございます。裏には、こういう文があった。
長き夜の
疾うの眠りの
皆目覚め
波乗り船の
音の佳き哉
そこには、なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな 、という読み方があり、これは回文 だ(前から読んでも後ろから読んでも、同じ言葉) と説明があった。どこからみてもよき夢のシャレである、という。どうか、みなさまも、よい初夢を。