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三井家のおひなさま
『三井家のおひなさま』展が、ひらかれている。(
日本橋に春を告げる「三井家のおひなさま」展。
暗い照明のなかに、ひなの顔が浮かんでいる。
雪みちを雛箱かつぎ母の来る 室生犀星
という句を思い出す。雪国にも、やがて春。
幸福書房、閉店の日
「魔法の本屋さん」40年で幕 代々木上原駅前 幸福書房 という見出しを見た(『東京新聞」2月19日夕刊)。 その記事から ー 。
品揃えの良さで約40年にわたって親しまれ、作家の林真理子さんとの交流でも知られる書店「幸福書房」(東京都渋谷区)が、二十日、閉店する。店舗の賃貸契約の終了が直接のきっかけだが、出版不況が背景にあるという。……
さらに、林真理子さんの話。…… 本はネットで買えばいいという人もいるが、ふらっと行って手応えのあるものを買うという習慣が大切。それがなくなる損失は計り知れない。
閉店の日。店内のあちこちに、ランの花かごのあるのが哀しい。棚に『チルチンびと』が、2冊。こうしてまた、町の本屋さんが消える。
『ミロコマチコ』展 チコク
「すばらしかった。圧倒されました」
〈いきものたちの絵を描いている間は、ずっと考えていられる。…
電動人形師の世界
『ムットーニワールド からくりシアター』を見に行く(八王子夢美術館・
人形、光、効果音、背景の転換などの要素を詰め込んだ「箱」が、
たとえば「クリスタルキャバレー」という話は、
さきの大雪の日。八王子駅からのテレビ中継が、さかんに流れた。
Kit Kat 伝説
受験シーズンになると、きまって、合格祈願のお菓子として「
キットカットがこの世にデビューしたのは、
初めは、チョコレート・クリスプという名前だったこと。
…… などなど、である。 長々ご紹介したけれど、「ムーミン」のように、
今日は「ねこ日和」
敬愛なる みなさまへ
…… という書き出しで、イラストレーターの竹脇麻衣さんから、「
竹脇麻衣さんは、セツ・モードセミナーの卒業生で、この “ 広場 ” の「私のセツ物語」にも、登場。「涙のコーヒーブレイク」
(竹脇麻衣さんの「私のセツ物語」は、
『羊の木』を観に行く
映画『羊の木』を、TOHOシネマズ新宿へ観に行く。…… 国家の極秘プロジェクトとして、港町に受け入れられた6人の 受刑者。その “ 新住民 ” は、すべて元・殺人犯だった。…… というふうにストーリーは展開すると、パンフレットにある。原作は、山上たつひこさん。
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始まる前の客席で、テレビで見た金沢の大雪のニュースを思い出したのは、山上さんが、金沢にお住まいだと、うかがったからである。今日の天気は、どうだろうと、ここに来る前に、やはり金沢在住のMさんに聞いたら、とにかく、真っ白。家の前の松の木も雪をまとい、なんの木か、わからない。町バスは、運休。宅配も、今日は中止らしい。雪はふわふわの雪。スーパーに行ったら、パンは売り切れていた。外にいるのは、雪かきの人だけ。平成で二度目の大雪だという。
しらぬまにつもりし雪のふかさかな 久保田万太郎
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“ 新住民 ” を迎えに行くところから、映画が、始まった。
なつかしき「みんなのうた」
『「みんなのうた」の世界展』へ行く。(
NHKの「みんなのうた」は、なつかしい。「大きな古時計」 が聞こえるかと思えば「おお牧場はみどり」が流れる。そうそう「
子どもよりも、ついてきた親のほうが、