「よるとおどろう」

 

ミロコマチコさんの絵は、やぶさいそうすけさんのところではじめて出会い、そのパワーとスケールの大きさ、自由で無垢な感じ、子どものころの感覚、はじめてなにかに出会った時のドキドキ、ワクワク、面白い、怖い、不思議・・・みたいな感覚がそのまま思い出せるような絵に惹きつけられてしまった。 昨年出された絵本『オオカミがとぶひ』も動物たちや夜の迫りくる感じ、迫力でしたが、今回の“ミロコマチコの世界 「よるとおどろう」展”もまた、夜の闇が踊り子や動物たちの躍動感をよけいに引き立てて、サーカスに紛れ込んだような夢の中みたいな不思議な世界が広がって、ミロコワールド炸裂です。

ワニ使い 「よるとおどろう」展 JIKE STUDIO

 会場となるJIKE STUDIOさんは、のどかな田園風景が広がる寺家(じけ)ふるさと村の山里の中の一軒家。ミロコさんの世界にふさわしい場所でした。

 

真ん中にはどどーんと先日のワークショップ「でっかいクジラがやってきた」で、子どもたちと描いた大きな大きな鯨の絵が置いてあります。色・色・色の洪水!エネルギーがほとばしっていました。ギャラリー奥の、動物シリーズも迫力。大きなムササビ、いつか連れて帰りたいです。何度もぐるぐる見て回り。

 

3月17日(日)の14:00~と17:00~には『オオカミがとぶひ』の人形劇(予約制)も。ミロコさんご本人も出演されます。「よるとおどろう」展は、3月25日(月)まで開催されています。よると、どうぶつたちと、踊れます。

ヒヒ君、ラマ君、ヤマガメ君・・・たちを連れ帰りました