小笠原のおみやげ

ドラゴンフルーツ

 

『小笠原の植物』(小社刊〕の著者で、本誌にもたびたび執筆される安井隆弥先生が、ひょっこりみえた。「いやなに、今日はこれを届けにきただけですよ」と手にはズッシリ紅い実。なんですかそれ、と聞くと、この説明書読んでください、とのこと。その紙には、……。

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)。熱帯地方の原産で広く分布しています。サボテン科の植物で三角柱の茎を持ち、うねりながら伸びるので、その様子からドラゴンフルーツの名がついたといわれています。花は月下美人に似て、夜中に開花します。果実は長楕円形で7月から8月頃収穫されます。花も果実も食用になります。
食べ頃    果実の表皮が緑色から赤色に変わったときに収穫します。樹上で完熟させたものは、甘味豊かでさっぱりした風味です。
食べ方   よく冷やした果実をナイフで割り、スプーンで果肉をすくって食べます。また、ジュースにしても良いでしょう。
……と、書かれている。

今、冷蔵庫の中。もう少ししたら、いただきます。ありがとうございました。