坂本繁二郎の絵葉書

坂本繁二郎展

坂本繁二郎展

 

『坂本繁二郎展』(練馬区立美術館、9月16日まで)に行く。没後50年ということである。

この展覧会の目録の初めに、坂本繁二郎について、主催者の文章がある。

〈…… その目標とは、日本人にしか描けない絵を描くことであり、「絵の深み」を表現することでした。そのために彼は、牛から馬、やがて身の回りの野菜や果物、さらに能面や箱、植木鉢などに題材を求めるようになり、ついに「描き度いものは目の前にいくらでもある」という境地に達します。最晩年に描かれた月雲のシリーズは、この画家の充実した人生を象徴しているかのようです。…… 〉

帰り、ショップで、絵葉書を二枚、買った。