台所は遠くなりにけり

台所見聞録  ー  人と暮らしの万華鏡

 

『台所見聞録 ― 人と暮らしの万華鏡 』(東京 LIXIL ギャラリー、8月24日まで )に行く。

〈世界の伝統的な台所と  日本の台所史をめぐる  住まいに欠かせない  空間のはなし 〉ということである。ロシア、インド、ドイツ、北極圏、日本、ネパール、などの台所を拝見。 

〈 …… 世界各地の伝統的な台所に目をむけた俯瞰的見聞、日本の近代化という時間軸で捉えた台所見聞の記録は、人の暮らしに必要不可欠な空間における適材適所の多様性と人々の創意工夫の積み重ねがあることを私たちに伝えてくれることでしょう。……〉と、会場内の解説にあった。

それにしても、台所という言葉は、遠くなりにけり、ですね。