寒がりやのクリスマスカード

 

北欧料理店「ALLT  GOTT」

 

 

JR吉祥寺駅の北側、東急百貨店の裏通りといえば、おわかりでしょうか。
“ 北欧通り ”  がある。そのあたりを中心にこの季節、「北欧WALK」というイベントが行われている。
イベントのひとつ。通りに面した  北欧料理店「ALLT GOTT」のクリスマスカードを15年間、描いてきたのが、イラストレーター   サクラチエさん。その15年の作品展が、同じ通りにある「A.B.cafe」でひらかれている。〈12月25日まで)。
サクラさんは、セツ・モードセミナーで学んだ。この “広場 ”  の「私のセツ物語」にも、登場。 …… お仕事の中には、必ず自分の思うセツらしさを盛り込んで、  …… と書いている。
「クリスマスカードを見た方が、どこかにふと寒さを感じ、北欧料理で暖まろうかな、と、お店にきてくださればうれしいと思って、描いてきました」そう15年を振り返るのだった。


…………
「私のセツ物語」は、コチラからごらんいただけます。

 


すわり心地をおためしください!

『デンマークデザイン』展

『デンマークデザイン』展

 

『デンマークデザイン』展(損保ジャパン日本興亜美術館、12月27日まで)に行った。
……  デンマークは、近年人気を集める北欧デザインの中でも、数々の巨匠を輩出し続けるデザイン大国でもあります。…… それらのシンプルな美しさと機能性、技術力に支えられた高いクオリティは、現代までのデンマーク・デザインの大きな特徴をなしています。……(展覧会のパンフレットから)

目立つのは 椅子とテーブルで、どの展覧会でもそうなのだけれど、見て 座りたいなと思っても、座れない。そんなふうに今日も、最後の部屋まで来てみると、「Try  these  chalrs !  すわり心地をおためしください」のコーナーがあり、椅子が並んでいる。もちろん、座りましたとも。いい気持ちで。

 


続・太陽がイッパイです

太陽がイッパイ

 

『チルチンびと』94号の特集「太陽エネルギー住宅と薪ストーブ」にちなんで、ビブリオバトル「太陽」! のつづき。

Rさん。 わたしは、『短編少年』(集英社文庫)の中の一編。「僕の太陽」(小川 糸 作)を。亡き父の、夫の面影をたどって、ベルリンを旅する母と子。母は言う。
「マサキ(夫の名)はね、私にとって太陽そのものだったの。比喩とかそんなんじゃなくて、本当に太陽だった」 そしてまた「太陽がなくなったら、人は生きていけないでしょう? 動物も植物も、みんなすみやかに死んでしまうでしょう? 永遠の真っ暗闇に、命は輝けないの。」……〉
母にとっての夫は、太陽だった。しかし、僕にとっての母も、太陽そのものだった、と、母の再婚を聞いた息子は、語るんですね。

Cさん。 『ランポー詩集』(堀口大學  訳・新潮文庫)。この本のはじめのほうに、「太陽と肉体」という詩があります。いいですか、こんなふうにはじまります。
………
生命と愛情の源泉、太陽は
歓喜する大地に烈火の愛を通わせる、
………
本の終わりに「鑑賞ノート」があり、それによると、この詩は、一八七〇年四月作。最初は「唯ひとりのみ女を信じる」という題だった、とありますね。それぞれの心に潜んでいる、それぞれの太陽。その眩ゆい日射し。今回は、熱い楽しいバトルでしたね。


太陽がイッパイです

太陽がイッパイ

 

『チルチンびと』94号の特集「太陽エネルギー住宅と薪ストーブ」にちなんで、ビブリオバトル「太陽」!

Sさん 。 『太陽のかがく』(監修  渡部潤一・旬報社)ですね。この本のはじめに、
〈…… 太陽の光と熱のエネルギーは、昼という時間をわたしたちに与えてくれるだけでなく、海や陸を温め、植物を育て、そして洗濯物を乾かし、太陽電池で電気を生み出してくれるありがたい存在です。〉とあります。また〈太陽は地球にもっともちかいじぶんで光る星だ。でも、光と熱が強すぎるため、肉眼はおろか、天体望遠鏡でちょくせつ見ることはできない。〉とあります。
この機会、太陽についてしっかり学ぶなら、子ども向けの本に限ります。写真で太陽の熱さもあらためて、実感できました。

Dさん。 ぼくは、『太陽の季節』(石原慎太郎・新潮文庫)です。そのなかの文章から。
〈…… やがて夏がやって来た。竜哉は兄の道久とヨットを塗り直した。これは彼等兄弟の年中行事の一つである。パテを詰め、ペーパーをかけ、丸みを帯びたシーホースの船体を、女が肌の手入れをするように丹念に仕上げながら、彼等は去年の夏を思い出し、今年の数々の出来事を想像してみるのだ。……〉
1956年、この作品が芥川賞を受けたとき、さまざまな波紋がおこり、“ 太陽族 ”という言葉も誕生した。作者自身にとっても、太陽の季節だったのだろうか。

(つづく)


幸せの黄色いカレーパン

幸せの黄色いカレーパン

 

「幸福の黄色いカレー」という特集を、北九州市が舞台の雑誌『雲のうえ』27号で読んだ。そこに、「街のカレーパン巡り。」という記事がある。たとえば、「ベーカーバイツェン」の「本気のカレーパン」。同社・遠山政章さんの商品開発ぶり。

…… まずはあらゆるカレーパンを食べ歩くことから始めた。出張先でも研究は欠かすことなく、評判の店にも足を運ぶこと数え切れず。具は肉や野菜など素材感がある方がいい。子供たちにも美味しく食べてもらいたいから、スパイスは効かせても辛さは抑えたい。目指すはジューシーで深みのある味。ジャガイモを素揚げにして歯ごたえを出し、フルーツの甘みを加えてルーにコクを出す。パン生地はサクサクとしながらふんわりとさせたい。……

うーん。カレーパンが食べたくなってきた。買ってこよう。

 


MOOMIN展と秋

MOOMIN ムーミン パペット・アニメーション展

『MOOMIN  ムーミン  パペット・アニメーション展』(松屋銀座、12月11日まで)を見る。最新作映画『ムーミン谷とウィンターワンダーランド』公開にちなんで。これはもう、つぎつぎに、おなじみの顔や風景をたのしく、眺めることになる。
見終わって、外へ。銀座の賑わいは、いつも通り。
あきかぜのふきぬけゆくや人の中
という久保田万太郎の句が、人混みに、浮かんで消える。

 


『REALISM』の今日

『REALISM   現代の写実 ー  映像を超えて』展

『REALISM   現代の写実 ー  映像を超えて』展

『REALISM  現代の写実 ー 映像を超えて』展(東京都美術館、来年1月6日まで)へ行く。

〈…… 絵画でしかできない「現代の写実」を真摯に追求している9人の画家たちを紹介します。彼らは、それぞれどのようなリアリティを表現しようとしているのでしょうか?〉…… と、パンフレットの文章。
そして、地階では、明治、大正、昭和の写実的洋画を紹介する『近代の写実展』も。

比較的まばらな館内。『運慶』や『ゴッホ』展  に向かう人の波は、たえまなかったのに。

 

 


にんじんの蒸し焼き

ninjin 

ピーラ-でスライスしたにんじんを

塩ひとつまみと、小量のオイルで

蒸し焼きにした。

にんじんがこんなに甘かったなんて。


日本の絵本 100年史

『日本の絵本 100年の歩み』展

 

西武新宿線の上井草駅の北口から、電信柱にある道順の表示通りに、住宅地を歩いて、ちひろ美術館に出る。『日本の絵本 100年の歩み』展(来年1月31日まで)に行く。
『コドモノクニ』から、はじまって、竹久夢二、武井武雄というなつかしい名前、そして、いま、活躍する人たち。その作品。……
帰りに、ショップで『すごろく』(加古里子・作)を見つけて、買う。なんとなく、よき昔にひたったような。そんな一日。

濃き秋日何かたのしくわからなく      星野立子

 


牡蠣のオイル漬け

kaki

牡蠣を丁寧に洗って

加熱後、

好きなオイルに漬ける。

生牡蠣とはまた違った美味しさだ。