神保町の秋

ランチョン

 

昼に、ランチョンに行って、ハンバーグを注文して『神保町が好きだ!』という雑誌を読んでいたら、ランチョンの話がでてきたので、そのグーゼンに驚いた。
「神保町を世界遺産に!」というタイトルで、鹿島 茂・森まゆみ対談が、載っている。
………
   ビアホールのランチョンの二階から見ると目の前に並んでいた丸窓の風景が楽しかったですよね。昼間に飲むビールがまた美味しい(笑)。あそこも古いですよね。
鹿島   明治四十二年からある。一九七二、三年にランチョンが火事になった時に、僕の友人がその前を通るとビールを持って逃げ出してきた吉田健一に遭遇したそうです(笑)。
   中央大学の先生でしょう。テストの採点をランチョンの人にやらせて自分はビールを飲んでいたとか(笑)。その話を書いて見せに行ったら、そこだけは書かないでくれと言われたことがありました。ランチョンから見える鞄屋さんも古いですよね。
………
間もなく、神田古本まつりと神田カレーグランプリが、開かれる。そうすると、いつもとは少し違った賑わいが通りにあふれ、あ、秋も暮れるなと思うのだ。

 


『怖い絵』展 は、怖い

『怖い絵』展

 

『怖い絵』展(上野の森美術館。12月17日まで)は、満員だった。98%が、女性客である。第1章  神話と聖書。第2章  悪魔、地獄、怪物。第3章   異界と幻視……と、つづき、「そして妖精たちは服を持って逃げた」「切り裂きジャックの寝室」「レディ・ジェーン・グレイの処刑」などと、つづく。

〈想像によって恐怖は生まれ、恐怖によって想像は羽ばたく。〉という中野京子著『「怖い絵」で人間を読む』の一節が、パンフレットに載っている。暗い会場の中を、想像が羽ばたいている。怖い。怖い。

 


ノーベル賞・クリスティ・ピラフ

牛肉ときのこのピラフ

 

神田のカフェ「クリスティ」に行ってきました。というと、ああ、と思われる方も多いでしょう。

ノーヘル文学賞のカズオ・イシグロ作品をはじめ、物理学賞、経済学賞にちなんだ本も出版。ニュースでは、トリプル・クラウンなんて、いわれていた。
書店、取次からの注文電話殺到だったという、その早川書房のビルの1階に「クリスティ」はある。
ランチメニューから、牛肉ときのこのピラフ(アイスコーヒー付き 850円)を注文。素朴な味で、わるくない。食べているうちに、なんだか、いい風が吹いてくるような気がしてきた。

 


上野動物園の塀

上野動物園の塀

上野動物園の塀

上野動物園の塀

 

美術館の帰りに、上野動物園の塀を見た。あれは、なんだ。あんなところにまで、落書きか。いやしかし、近づいたら、様子が違う。犀、亀、鷹、鶴、鹿……… と、しっかりした書体。海豹なら、アザラシ(AZARASHI)などと註が、ついている。近くに立っていた警備の方に、訊いた。
「ええ、落書きと思われること、多いですよ。でも、よく見ると、漢字の横に、書いた方のお名前と年齢が、小さく入っています。海豹なら、しゅうた君、9歳と。うまいですよねえ。こうしてあると、工事現場の囲いも、イタズラ描きされません。私も、ああ、この動物はこういう字を書くのかと、初めて知ったのもありますから。どうぞ、お楽しみください」

 


甦れ、トニー

よみがえる赤木圭一郎

 

神保町シアターで、『よみがえる赤木圭一郎』シリーズが上映されている。

と思っていたら、10月20日までだから、もう何日も残っていない。最終日の最後の回は、『紅の拳銃』で、笹森礼子、白木マリ、吉行和子らが、共演している。ハリウッドスターのトニー・カーチスに似ていたことから、トニーという愛称で呼ばれた。1961年、ゴーカートの事故で21歳で亡くなった。『ゴシップ10年史』(三一書房)に、当時の芸能記者が、〈 …… 彼が行ってみたかった場所はポリネシア群島。イタリアの映画『最後の楽園』は四度も見た。ロマンチストだった……〉と、書いている。

 


東急池上線フリーきっぷ


東急池上線が90周年を迎え

東急にかけて、109の

10月9日に

一日フリーパスを配布という

イベントを行いました☆

 池上線

池上線沿線は

住宅街が多く、観光名所は

そこまで多くないですが

生活名所はたくさんあります。

 

池上本門寺や、洗足池のような

お寺や公園、季節を感じられる場所

 

戸越銀座や蒲田など

賑やかな商店街やビルが

たくさんある駅も☆

 

池上線沿線は、暮らすには

とっても良い場所だと思います♪

 

そして、イベントメインの池上線♪

レトロな3両の電車も

可愛らしくて私は好きです☆

 

無料で一日フリーパスを配布という

イベントは首都圏初だそう。

 

このイベントを機に、

池上線沿線の良さを知ってもらえると

嬉しいな〜と思う

地元住民のamedioでした

\(^o^)/

 

 

 


今日の『運慶』

『運慶』展

『運慶』展

 

運慶』展(東京国立博物館 平成館。11月26日まで)に行くつもりだと、友人に言ったら、すごい混みようだったと、教えてくれた。30分待ちで、中に入ったら満員電車状態だった、と言う。
「天才仏師の傑作、集結」「史上最大の運慶展」という謳い文句だから、それも、当然か。運慶が、生涯につくった31体のうち、22体が、集まるという。行ってみた。満員電車ほどではなかったが、ガラスケースの中のものは、人の黒い頭で見えなかった。それでも、像は、十分に鑑賞することができた。
帰ってきて「0分待ち」だったよ、とメールしたら、「それは運慶」と返信がきた。

 


勝手にシャガール

『シャガール   三次元の世界』展

 

シャガール   三次元の世界』展(東京ステーションギャラリーで。12月3日まで)に行った友人が、「画家と妻」 という絵葉書を、みやげにくれた。

〈…… 展覧会場で道に迷った経験はないだろうか。順路が明示されていないと、次にどの作品を見たらいいのかわからない。こんな苦情は多いが、自由に見てほしくてわざと順路を出さない場合もある。今回の展覧会も作品を年代順に並べないので、順路は出さない方針だ。……〉と、東京ステーションギャラリー・館長の冨田章さんが、書いているのをネットで読んだ。

絵葉書をくれた彼は「絵も彫刻も陶器も全部見てから、今度は逆に絵だけ見て帰った。それが、オレの順路」と言った。

 


東郷青児の時代

『生誕120年  東郷青児』展

 

『生誕120年  東郷青児』展(損保ジャパン日本興亜美術館。11月12日まで)へ行く。生誕120年ということは、1897年の生まれ。その年に、尾崎紅葉が『金色夜叉』を書き、ブラウン管が発明されている。

作品を見ながら、浮かんでくることは…… 宇野千代『色ざんげ』。昭和30年代はじめの『婦人公論』の表紙絵。たしか、お宅は久我山だった。垣根越しに大きな飼い犬が見えた。二科展のオープンのド派手な前夜祭。娘の東郷たまみさんは、歌手で、朝丘雪路さんたちと歌っていた……  など、そんなあれこれである。みんな、戦後のよき時代のことだったな、と思う。

 


ししとうがらしのグリル

ししとう

焼いただけのししとうがらし。

本当に焼いただけ。

あっという間に完食。