老後の家は、塀を低く-『チルチンびと』107号の予告篇-

老後の家づくり

春風に誘われて『チルチンびと』107号の発売近し。今号の特集は「60代、70代のづくり。つまり、終の棲みの研究ですね。ほかに特集として「祈りのかたち」「八ヶ岳に移住する」

「60代、70代のづくリ」のなかで、建築中山繁信さんが、「老後のづくりと題して、「敷地と道路の境界をあいまいに」という提案を。ご紹介します。
〈普通セキュリティのために敷地を高い塀で囲いがちですが、できるだけ低い生け垣などで囲うことをおすすめしたいのです。そうすることによって、庭の清掃や草花の手入れなどの屋外での作業が増え、近所の人たちと接する機会が増えるのです。反面、セキュリティを重視するため高い塀で囲い閉じた敷地では世間との接点も少なくなり、孤立感や孤独感が増してしまいます。〉
いかがですか。

『チルチンびと』春107号


『チルチンびと』春107号は、3月11日発売です。お楽しみに。