金沢に和菓子ありー『金沢ばあばのまほう手帖』から

金沢ばあばのまほう手帖

 

観光にいらした方も、住んでいる方も、金沢がお菓子の町であることには、異論はないと思う。『金沢ばあばのまほう手帖』〈小社刊)にも、マスダさんが、そのことを書いている。

〈…… 金沢には和菓子文化が根づいています。前田のお殿様の時代からお茶をたしなむ人が多いためか、和菓子屋さんがたくさんあるんですよ。切磋琢磨して、それぞれがよい和菓子をつくり伝えています……〉と。そしてそのあとに、季節によってそれぞれの和菓子屋さんで、買うものを決めています。として、森八その他、いくつかのお店とお気に入りの品をあげている。くずきりあり、最中あり、お餅あり、おせんべいあり。 さあ、この本のこのページをヒントに、今日のお土産のお菓子を。

そして、マスダさんは、こう締めくくっています。〈…… 見た目も可愛らしいし、職人さんが一つひとつつくるものなので、一種の工芸品やね。

 

金沢ばあばのまほう手帖


………


『金沢ばあばのまほう手帖』(マスダさん著・風土社刊)は、11月   24日 発売予定。お楽しみに。