ショーン・タンの世界

ショーン・タンの世界展   どこでもないどこかへ

ショーン・タンの世界展   どこでもないどこかへ

 

『ショーン・タンの世界展どこでもないどこかへ』(東京 ちひろ美術館、7月28日まで)に行く。 

〈……  彼の作品が持つエキゾチックな魅力や個人的なナーバスさは、どこにルーツを持つのだろう。私にはそれがオーストラリアでもマレーシアでもなく、とても個人的な場所にふと生まれたものに思える。それはたとえば展示室に表現された彼の作業場を思わせる一角、この美術館がかつてそうだったというアトリエに宿った意識のような。〉(『東京新聞』6月21日夕刊・美術評・異質な他者の視点で語る・高山羽根子)

2枚の絵葉書を買って帰る。外は梅雨空。