山口民家作事組宣言

山口民家作事組宣言

間もなく『チルチンびと』夏  100号の発売です。特集は〈木と土の家〉 〈親子の距離と間取り〉の二本立て。 

〈木と土の家〉から、「山口民家作事組」の記事をご紹介します。
俳人・松尾芭蕉のとなえた「不易流行」の言葉を借りた、家づくりをめざす人たち。
その「山口民家作事組宣言」は、以下の如し。

「山口県にふさわしい住宅はどんな住宅か?」を行政、建築士会、工務店、研究者らと議論する中で、皆さんの想いが「伝統民家派」と「最先端住宅派」にハッキリ二分されていると感じました。果たしてそうだろうかと研究し、どちらでもない「中庸の住宅」こそが山口県のような温暖で、かつ敷地に余裕があるような地域にふさわしい住宅だという結論にたどり着きました。  そこから生まれたのが「阿知須・木と土の家」です。
不易流行 ー  伝統的なもののいいところは残し、弱みを新しい技術で補うことですぐれた家をつくります。 

水沼   信 (山口県産業技術センター)

力強いですね。


………
『チルチンびと』夏  100号は、6月11日発売です。お楽しみに。