「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展へ

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展

『日本の家 1945年以降の建築と暮らし』展が、始まった。(東京国立近代美術館  10月29日まで)。
会場にあったパンフレットの書き出しは、こうだ。

〈この展覧会は、日本の建築家が設計した1945年以降の戸建て住宅を紹介するものです。東京で企画が生まれ、ローマのMAXXI国立21世紀美術館とロンドンのバービカン・センターで開催された後、ここ東京国立近代美術館に巡回してきます。しかし、そもそもなぜ「日本の家」を紹介する展覧会がヨーロッパの主要美術館でも開かれたのでしょうか? …… 〉

いうまでもなく、1945年とは、昭和20年のことである。この年の8月30日に、マッカーサーが厚木に到着した。
初日のお客さんは、学生と外国人の姿が目立った。