火花ブレンド

武蔵野珈琲店

芥川賞受賞作『火花』についての『スポーツ報知』の記事に、武蔵野珈琲店のマスター・上山雅敏さんの話が、書かれていた。『火花』の29ページに武蔵野珈琲店は登場する。

〈小説が出版されてから来店した又吉はボソッと「(お店のことを)勝手に書いちゃってすみません」と頭を下げたという。上山さんは「それから又吉さんが好きになっちゃって、十数冊は買いましたよ。店が出てくる場面にアンダーラインを引いてお客さんにプレゼントしたんです」。〉

珈琲を飲みに行ってみようと思った。ここに行くのは、初めてではない。静謐な雰囲気が、気持ちよい。吉祥寺駅井の頭公園口を出て、丸井の右横の通りを行き、左手二階。
〈『火花』を執筆する時にも店を利用。奥の席に座ってパソコンのキーボードを打っていた。〉そうだ。
私も登場人物と同じように、ブレンド珈琲を飲んだ。