上高地へ 1/2

景勝地として有名な長野県西端部に位置する、「上高地」に行ってきた。

 

「上高地」は国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されているため、

「上高地」に通じる新釜トンネルより先はマイカー規制されている。

 

標高約1,500mの高地ながら、ほとんど平坦な道なので、歩きやすい。

今回の旅は、森の中をひたすら「散策」することになる。

〇1日目

大正4年の「焼岳」の噴火により「梓川」がせき止められてできたという

「大正池」の周辺を散策。

息をのむようなグリーンの水面は、刻一刻と趣を変えるので、飽きることがない。

池には人慣れしているマガモが生息していて、池から陸へ自由に動きまわっている。

「大正池」の「もや」が非常に神秘的。

点在する「立ち枯れ木」は年々減り続け、

2020年頃までになくなってしまうとも言われているそうだ。

 

「大正池」から「田代池」に方向を変えて散策。

湿原の美しい小さな池、「田代池」は穏やかで、澄んだ水が鏡のようだ。

「大正池」同様に、焼岳の噴火で流れ出た溶岩によってせき止められてできた池で、

伏流水を水源とするため真冬でも全面凍結しないという。

 

 

上高地へ 2/2につづく