ある春の夜

4月13日。『「チルチンびと」地域主義工務店の会』の新年度総会が、ひらかれた。この日、セミナーの講師は、小林澄夫、東賢一、萬羽郁子、松本直子のみなさん。たとえば、松本さんのこんな話が、聞こえてきたり……。(写真)
「最近は、建主さんもプランを読みとる力のついている方が、多いなあと思います。建主さんとしては、気持ちよく暮らせるのは、当たり前。その上で、楽しい豊かな暮らしができるか、という仕掛けを、どう仕込めるか。それは、建主さんが答えをもっているのではなく、われわれが、建主さんのライフスタイルを聞いたり、敷地を見たりしていく中で、ポット出てきたようなことを、それも見て見てという、いかにもでなく、どうさりげなく仕込むか、どう取り込んでいけるか、試されているのではないかと思うことが多いですね。……」
終って、いつものように懇親会が、賑やかに続いた。
春の夜たちまちふけてしまひけり 久保田万太郎
2016/04/16 morimori, イベント
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