お気に入りの1枚を見つけよう
北国の天然杢
北海道や東北の厳しくも豊かな自然環境で育まれた良質な木材。
1枚1枚異なる個性を持つ、とっておきの天板をご紹介します。
写真=五十嵐秀幸 イラスト=大田黒摩利 協力=㈲堅木工房
広 葉 樹
ケヤキ
くっきりと出た木目が美しく、堅くて丈夫。濃い色味が特徴で、重厚感がある。
ニレ
やわらかい質感で、木目はまっすぐ通る。北海道や東北の寒冷地に多く、ゆっくりと生長する。
クリ
渋を含んでおり、水に強い。樹齢が短くても使われやすいので、太く育ったものは希少。
セン
木の色は白っぽい。良質に育ったものをヌカセンと言い、変形しにくいので家具材などに使われる。
カツラ
木目は薄く目立たず、碁盤や将棋盤にも使われる。変形しにくく、耐久性もある。良質なものは希少。
針 葉 樹
杉
樹齢が長いほど良質になり、木目も多彩なものとなる。軽くてやわらかいため、加工がしやすい。
ヒバ
強いにおいが特徴。抗菌作用もあり湿気に強いため、水まわりなどにもよく使われる。
アカマツ
ヤニが強い樹種。経年変化によってヤニが回り、色つやが増して美しく仕上がる。
埋もれ木
埋もれ木とは…‥
樹木の幹が長年土の中に埋もれて炭化したもの。田んぼや川などの泥の中から見つかることが多い。通常灰色系に変化するが、水気のあるところに埋まっていたものは赤系に変わる。
基本的に天板はすべて無塗装仕上げ。掲載しているものを含め、全部で1,000枚ほど在庫あり。サイズや加工の相談もできる。詳しくは下記までお問い合わせを。
問い合わせ先
㈲堅木工房
青森県三沢市鹿中3-145-497 TEL:0176-50-7448
HP:http://www.katagikoubou.jp/
チルチンびと 99号掲載
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