“本物の木の家”を建てたいと願っている生活者と地域主義工務店が結びつき、協力しあっていく道をめざします。

チルチンびと「地域主義工務店」の会

住まいは、本来それぞれの地域の風土に深くかかわりながら、長い時間の流れのなかでつくられてきた文化の“かたち”です。

一方、現代生活におけるさまざまな変化に即した「新しい住まいの“かたち”」をも求めなければなりません。

「明日への新しい住まい」をめざす時、技術的な向上はもちろんのこと、環境問題などに対する視野をひろげる努力を積極的に行っていく必要があります。

ここに紹介する『チルチンびと「地域主義工務店」の会』とは、『チルチンびと』が提唱する「地域に根ざす木の家づくり」を通して地域循環型社会に貢献する工務店の組織です。

その基本的な考えは、産地の明らかな素材で、設計者、工務店、大工、職人の顔が見える、安全で良質な木の家づくりの実現です。

これは、地域に根ざした住文化の新たな創造なのです。“本物の木の家”を建てたいと願っている生活者と地域主義工務店が結びつき、協力しあっていく道をめざします。