金時草としらすの甘酢和え

金時草としらすの甘酢和え


金時草は加賀夏場の野菜として定番。
葉の表は緑、裏は赤紫色で独特の風味があり、 茹でたあとに包丁で切ると少しヌルヌルしてきます。
中国から日本に渡来したのは18世紀のこと。金沢では商品となったのは昭和に入ってからだとか。もともとは料理屋向けのものが近江町市場を介して庶民にひろがっていったそうです。今回は定番のしらすとの甘酢和えをご紹介します。

金時草としらすの甘酢和え 材料(2~3人分)

金時草 二束
釜揚げしらす又はちりめんじゃこ(10分ほど水につける)適宜
米酢 大匙2
醤油 大匙半分
きび糖 大匙1

[作り方]

  1. 金時草を軸から外して熱湯にさっと通し、水にさらして絞る。
  2. ボウルに米酢、醤油、きび糖を入れ混ぜる。
  3. 金時草としらすを2と和える。
  4. 器に盛り付ける。

 

マスダさんの金沢ことば
金時草は夏の金沢やね。ぬるっとしとるぞ。紫の汁をゼリーで固めてサイコロ状にして甘酢和えにちらしても綺麗やぞ。わたしはあっついがが苦手やし、夏こんなもんしか食べたないわいね。ビタミンやらポリフェノールたら、栄養あるといね。(金時草は夏の金沢定番ですね。ぬるっとしています。紫の汁をゼリーで固めてサイコロ状にして甘酢和えにちらしても綺麗です。私は暑いのが苦手なので夏はこんなものしか食べたくないですね。ビタミンやポリフェノールが含まれて栄養があるそうです。)