秋の寄せ煮

秋の寄せ煮
 

秋は色づいた落ち葉が風に吹かれて、その様子は「吹き寄せ」と言って和菓子や和食の題材にもなりますね。今回はそんな深まる秋を連想させる、寄せ煮を作りましょう。
 

秋の寄せ煮

[材料(6人分)]

干しシイタケ 6個
人参 適宜
こんにゃく(黒こんにゃく) 1枚
薄あげ 1枚
ゼンマイ(戻したもの) 適宜
かんぴょう(戻したもの) 適宜
オクラ 6個
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1

[作り方]

  1. 干しシイタケをカップ4の水に入れて一晩置く。
  2. こんにゃくは両面にかのこに切り目を入れて、大きさをそろえて4センチ角ほどに四角く切り、フライパンで乾煎りする。
  3. 薄あげを縦にして戻したゼンマイを敷いてクルクル巻いて、戻したかんぴょうで4ヵ所縛る。
  4. しいたけの戻し汁に3のゼンマイの薄あげ巻きを棒状のまま入れて炊き、砂糖、酒、 しょうゆ、みりん、で少しずつ味をつけて炊き上げ、かんぴょうが真ん中にくるように4分割する
  5. 4の薄あげ巻きを鍋から出して、こんにゃくを炊き、炊きあがったら出して、次にしいたけを炊く。
  6. 途中、酒やみりん、水などを様子を見ながら足す。
  7. 順番に別々に炊き、最後に紅葉の型で抜いた人参を炊く。
  8. オクラははかまを取って、塩ゆでしておく。
  9. 小鉢に丁寧に一品ずつを盛り付ける。さいごに人参とオクラを立てて、仕上げる。

 

マスダさんの金沢ことば
秋やね~。だんだんとさむ~なってきたわ。わたしゃ、夏より冬が好きやから楽しみやわ~これから食べもんがどんどんうまなってくるし~、嬉しいわあ。なかなか味付けは難しいんやけど、煮ものは別々に炊くんやぞ。人参、オクラは色が命やから気いつけまっし。最後の盛り付けがはセンスがものいうんや。まあやってみっこっちゃ。(秋ですね。だんだん寒くなってきました。私は夏より冬が好きだから楽しみです。これから食べ物がどんどんおいしくなってくるし、嬉しいわ。なかなか味付けは難しいのですが、煮物は別々に炊くのですよ。人参とオクラは色が命なので気をつけてね。最後の盛り付けはセンスがものをいいますね。まあやってみてください。)