涅槃団子

涅槃団子
 

2月15日はお釈迦さまのご入滅の日です。全国のお寺では法要の後、本堂一杯の参詣者に「ねはんだんご」がまかれます。金沢の曹洞宗の古刹、東香山大乗寺では、毎年2月14日に「だんごまき」が行われ、たくさんの人たちが無病息災のお守りとして団子をいただきに来ています。
マスダさんも毎年このねはんだんごを手に入れ、毛糸で小さな袋に一つ一つを入れ、お世話になった人々に配ります。
毎年マスダさんに編んでくれた真新しい袋が下がり一年間家族を無事に守ってくださるのです。
去年までの涅槃団子は感謝とともにお炊き上げをしてもらいます。
マスダさんの袋に感謝の気持ちが湧いてきます。

 

マスダさんの金沢ことば
ねはんのだんごはありがたいぞ。だんごもろたら、ひとつひとつ袋を編むがや。新しい袋は気持ちいいわいね。去年までのはありがとさん、といってお焚き上げするげんぞ。(ねはんだんごはありがたいです。だんごをいただいたら一つ一つ袋を編みます。新しい袋は気持ちがいいです。去年までのものはありがとうございました、といってお焚き上げをしてもらいましょう)