ほっこりロールキャベツ

ほっこりロールキャベツ
 

年の瀬ですね。お節料理の材料調達に忙しいマスダさん。雪が毎年少なくなっている金沢。自転車のかごいっぱいの材料を暮れまでに取りそろえるのに大わらわ。そんな年末でもちょっと一息、キャベツをコトコト煮て作る、ほっこりロールキャベツをご紹介します。
 

ほっこりロールキャベツ

[材料(5人分)]

キャベツ(大き目) 5枚
鶏のひき肉 300g
玉ねぎ中サイズ 4分の1
カツオと昆布の出汁 適宜
鶏ガラスープ(顆粒のものでも可) 適宜
バター 少々
塩・こしょう 適宜
ナツメグ 適宜
片栗粉 適宜
酒 大さじ3

[作り方]

  1. キャベツは、少ししんなりするまでゆでる。 芯の部分をこそげて、こそげた芯はとっておく。
  2. 玉ねぎをみじん切りにし、1のキャベツの芯のみじん切りと一緒にフライパンにバターを入れて炒める。
  3. 鶏ひき肉に、塩、こしょう、ナツメグを入れてこそげた芯をみじん切りにしたものも混ぜて、粘りが出てきたら5等分する。
  4. 1 のキャベツの中心に片栗粉を振って3のひき肉を包むようにしっかり巻いて、ようじで刺して留める。
  5. 鍋にロールにしたキャベツを並べ、鶏ガラスープ、カツオと昆布の出汁、酒を注いて、塩を適宜入れ、沸かしすぎないようにゆっくりと40~50分煮る。
  6. キャベツがしっかり柔らかくなったら、お皿に美しく盛り付ける。

 

マスダさんの金沢ことば
金沢はことしゃ、暖冬かね、あったかいもんで大根寿司がすっぱならんかと思っとるがや。最近のおみちょの野菜はまっで高なって、私らだんだん手え出せんがになってきたわ。これも時代の流れかね。観光客が多すぎれんわいね。大晦日はお節料理をがんばるぞ。こぶ締めやら煮しめやらべろべろやら並びきれんほどの正月のごっそを作るぞ。はよーから走り回って材料揃えるんや。28日までに掃除も飾り付けもしてしもて、あとは料理にせいっぱい時間かけるがや。子どもら孫やら全員くっさかいに、にぎやかなもんやぞ。もうわたしも80過ぎたしとっしょりや。お節もあとどっだけ作れるかね。

(金沢は今年は暖冬でしょうか。暖かいので大根寿司が酸っぱくならないかと思っています。最近の近江町(おうみちょう:金沢の真ん中にある生鮮市場)の野菜はとても高くなって、私たちはだんだん手がだせなくなってきました。これも時代の流れでしょうか。観光客が多すぎるのです。大晦日はお節料理を頑張ります。こぶ締めや煮しめ、べろべろ(金沢のお祝い料理)など並びきれないほどのごちそうを作ります。はやくから走り回って材料を揃えますよ。28日までに掃除も飾り付けもしてしまって、あとは料理に精いっぱい時間をかけるのです。子供たち、孫たちも全員来ますからにぎやかなものです。もう私も80歳を過ぎたので年寄りです。お節もあと何回作れるでしょうか。)