加賀れんこんは、澱粉質が多く粘りが強いのが特徴で、太くて節間が短く、肉厚。秋から冬にかけて収穫のピークを迎えます。いろんな料理に使えて、穴だらけの切り口も面白く栄養価も高い。北陸の料理に欠かせない野菜です。
加賀れんこんの煮もの
[材料(人数に合わせて、自由に量を決めてくださいね)]
れんこん
牛肉
干ししいたけ
こんにゃく
人参
スナップエンドウ
酒
しょうゆ
みりん
きび砂糖
[作り方]
- 干ししいたけはもどしておく。
- れんこんはたわしで洗って、皮ごと乱切りにする。
- こんにゃくはちぎって鍋に入れ水から沸騰させてアクを取りザルに上げる。
- 人参は飾り切り、スナップエンドウは筋を取って二つに切って、さっと下茹でをしておく。
- フライパンに油をひいて牛肉をいため、そこにレンコン、干ししいたけ、こんにゃくを順にいれて、火がまんべんなく通るようにいためる。
- きび砂糖、干ししいたけの戻し汁、酒、しょうゆ、みりんの順に入れ、味をみながら調味料を足し中火で炊く。
- 煮あがったところに人参の飾り切りとスナップエンドウを入れ、さっと味をなじませる。
- 鍋を火から外し、ボウルに移して冷ます。
- 器に彩りよく盛りつける。
マスダさんの金沢ことば
加賀れんこん採る頃になったら、あ~もう冬やな、と思うね。れんこん作っとる人らが、冷た~い沼ん中にゴム着て入って、ホースでぎゃーっとれんこんの泥落としとるがを見たらさぞかし寒いやろにとおもて、手合わせたくなるわいね。おかげさんで食べれて、あんやとさん、って思うわあ。加賀れんこんはもちもちやし、炊いたらほっくほくになるぞ。れんこんすりおろして、アナゴとゆり根とむきエビ、銀杏入れて味付けて茶碗に入れてこっと~と蒸すと蓮蒸しにもなるぞ。上にとろ~りと出汁のきいたあんかけて、三つ葉ちらしてね。あったか~なるよ。試しにやってみっこっちゃ。(加賀れんこんを収穫するころになったら、あ~もう冬だな、と思います。れんこん作っている人たちが冷たい沼の中にゴムの作業着で入ってホースで水を出してれんこんの泥を落としているところを見たら、さぞ寒いだろうと思って、手を合わせたくなりますね。おかげで食べられて、ありがとう、と思います。加賀れんこんはもちもちして、炊いたらほくほくします。れんこんをすりおろして、アナゴ、ゆり根、むきエビ、銀杏をいれて味をつけて茶碗にいれてゆっくり蒸すと蓮蒸しにもなります。上にとろりと出汁のきいたあんをかけて、三つ葉をちらして。やってみてはいかがでしょうか。)