大根や赤カブの薄切りを甘酢漬けにして瓶詰しておく常備菜は、さっとオードブルを作りたい時のすぐれものです。バランスのとれた甘さは砂糖と赤ワインが決めて。甘酢漬けがうまくいけば中にはさむものは何でも。鴨の燻製や、白身魚のお刺身、生ハムなどお肉や魚などとの相性抜群です。山菜・数の子の酒粕和えとともにお皿に盛って、飾り付けはディルや大葉など緑のものを軽やかにあしらってくださいね。
鴨肉の赤カブ挟み
[材料]
赤カブ 大根でもよい
米酢 大さじ3
砂糖 大さじ1
赤ワイン 大さじ3
鴨肉燻製(市販のもの)
ディルなど緑のもの
[作り方]
- 米酢、砂糖、赤ワインを混ぜて泡だて器で溶かす。
- 赤カブ(なければ大根)を切り口が丸くなるように薄切りにし、1.をまぜて瓶に詰めて一晩以上置く。(冷蔵庫で3週間ほどは保存がきく)
- 漬けておいた赤カブの水気をキッチンペーパーで軽く拭いて、適当な厚さに切った鴨の燻製を一枚ずつ挟むようにして、皿に並べる。
- ディルをあしらう。
山菜・数の子・酒粕の和え物
[材料]
みりん 100cc
砂糖 大さじ2
酒粕 100g
数の子 3~4腹
こごみ、わらびなどの山菜の塩漬け(塩抜きしたもの) 適宜
大葉 適量
[作り方]
- みりんと砂糖を鍋にいれ沸かして火からおろし、そこに酒かすを入れ、ねっとりとなるくらいになったら冷ます。
- 数の子、塩抜きした山菜を和える。
- 貝殻や、しそなどを使って彩りよく盛り付ける。
マスダさんの金沢ことば
甘酢漬けやら酒粕和えやら、ちょっとお酒とあうもん作って瓶に入れとくと、りくつやぞ。(甘酢漬けとか酒粕和えなどちょっとお酒にあうものを作って瓶にいれておくと便利です。)