ゑびす(べろべろ)

 

ゑびす(べろべろ)
お正月やお祭りの時に欠かせない昔ながらの金沢の郷土料理。それぞれの家庭でお好みの味付けがあります。甘味を強くしたり、しょうゆや生姜のしぼり汁を入れることも。金沢のおせち料理では「おたふく豆」「酢れんこん」などと一緒に盛り付けられ、孫子の代まで伝わっていってほしいひとしなです。
 

[材料]

棒寒天  一本
水    550 cc
めんつゆ 50 cc(二倍希釈の場合:なければ味をみながら適宜)
砂糖   お好みで
卵    二個

[作り方]

  1. 寒天をちぎって鍋に水を入れ煮溶かす。
  2. そこにめんつゆ、砂糖をお好みで入れ、なじんだら火を止め一度ざるでこす。
  3. 2を鍋にもどして、火を弱火から中火にしほぐした卵を円を描くようにゆっくり細く流し込み、鍋全体に卵がいきわたるようにしふんわりした状態で火を止める。
  4. 水を入れたボウルに鍋をそのままつけて粗熱をとる。
  5. 適当な大きさの浅めのタッパに入れて冷蔵庫に入れ冷ます。固まったらようかんのように切り分けて盛り付けする。

 

マスダさんの金沢ことば
「ゑびすは、とっしょりはあま~いがにするがすきやわいね(ゑびすはお年寄りは甘くするのが好きです。)」