うるいの酢味噌和え

うるいの酢味噌和え

うるいをご存知でしょうか。薄紫色の愛らしい花を咲かせるギボウシの仲間で、正式にはオオバギボウシという名が付いています。山地や草原などの湿り気があるところに広く自生していて、古くからある初春の山菜として食用にされてきました。チコリにも似た葉の雰囲気がありますが、味、香りともに癖や苦みは無く、しゃきしゃきっとした食感がありネギのようなぬめりもあります。市場でみつけると買い求め酢味噌和えにしています。

 

うるいの酢味噌和え

[材料(2~3人分)]

うるい一束 10枚ほど
白味噌 大匙2
きび砂糖 小匙2
米酢 小匙1
わさび チューブから出た1cm分
ルビーカイワレ大根 少々

[作り方]

  1. うるいを水洗いし、熱湯でくぐらすようにさっと茹で、絞り、5cmほどの長さに切り揃える。
  2. 白味噌、きび砂糖、米酢、わさびをよく混ぜる。
  3. 1と2を合わせて、器に盛り付け軸がピンク色のルビーカイワレ大根を少々飾る。

 

マスダさんの金沢ことば
うるいは昔はよ~市場にでとったんやけど、最近若いひとらは食べ方が分からんからか、あんまり売っとるがをみんようになったね。ほやさけ市場に出とるときは、嬉してかんならず買うんや。わたしゃ、珍しい野菜見たらまず買いと~なるね。これをどんなんに料理したら~、と考えるだけでワクワクするんやね。本当に楽しいんや。(うるいは昔よく市場に出ていましたが、最近若い人たちは食べ方がわからないからか、あまり売っているのを見なくなりましたね。なので、市場に出るときは嬉しくて必ず買います。私は珍しい野菜を見たらまず買いたくなりますね。これをどのように料理したら、と考えるだけでワクワクします。本当に楽しいです。