自然素材と木の香りに癒されて-手づくりの庭とウッドデッキ-

宮城県多賀城市 注文住宅 佐七建設
宮城県

自然素材と木の香りに癒されて
手づくりの庭とウッドデッキ

自然が好きな夫婦が選んだのは、
開放的で快適な暮らしと
国産材で安心なウッドデッキでした。

宮城県多賀城市 注文住宅 佐七建設 A邸
設計・施工=㈲佐七建設 写真=畑 耕

自然素材と
心地よい木の香り

昔ながらの瓦屋根の住宅に囲まれ、深緑色の外壁と木の外柱、落ち着いた屋根材とのコントラストが美しい外観は、夫妻のセンスのよさを感じさせていた。玄関扉を開くと、ふわっと広がる木の香り。床材に檜を、柱は宮城県産材の杉を使用している。「保育園の面接で先生に『新築ですか?』って聞かれて驚きました。息子の髪の毛から木の香りがしてたみたいです」と奥さんは笑って話す。

もともと無垢材の家を希望していたご主人。化学物質を特別気にするほうではないが、裸足で駆け回れそうな印象の自然素材に好感を抱いて自然素材と心地よい木の香りいたそうだ。決め手は、佐七建設の従業員の自宅で開かれた現場見学会だった。おしゃれな雰囲気の外観と、建物内の空気や開放感、木の香りに圧倒されたという。

開放的な空間と
快適さの両立

アパートでは音と夏冬の寒暖差に悩んでいましたが、佐七さんの住宅は仕切りがなくても快適で、決め手としては大きかったです」(奥さん)。佐七建設では外張断熱工法を採用し、高気密高断熱の家づくりを行なっている。床下設置型のヒートポンプ式の全館暖房を採用し、冬は暖かく過ごしやすい。一年中、家のどこにいても快適に暮らせる工夫だ。

さらに、A邸は住宅性能表示制度の耐震性能2等級を取得し、大空間と構造安定性が両立している。「冬も一つの部屋に籠らずに生活をしてほしい。そのために全館暖房や、それを生かす間取りを考えます」と佐々木勇士社長は話す。

古民家のような間取り

佐七建設では設計の初期段階で『家づくりカルテ』という30ページを超えるアンケートを実施している。施主がどんな空間や生活スタイルを希望しているかを抽出していく。夫妻は古民家やカフェ巡りが好きで、リラックスできる空間がいいとアンケートに細かく記載したという。「オープンな生活がいいというイメージが夫婦ともにあったので、それを生かして形づくっていきました」と佐々木社長は話す。土間や畳リビングなど、古民家のような要素が間取りに反映されている。

「家事も楽ですが、息子が家の中を 隅々までハイハイするので、ストレスを溜めないでいてくれるのがありがたいです」と奥さん。開放的な間取りで、キッチンと家全体どちらも回遊しやすい動線になっている。柱で空間がさりげなく仕切られ、どこにいても家族の視線が届く。夫妻のお気に入りは畳リビングだ。「畳の柔らかさがいいですね。 子どもたちが寝転んだりしても安心感があって」(奥さん)。「私も休みの日はゴロンとなっちゃいます」と、ご主人も笑って話してくれた。

国産材のウッドデッキ

畳リビングと庭を繋ぐウッドデッキは、加藤木材産業の青森ヒバウッドデッキ「Beppin」だ。古民家のような和風の間取りを意識して縁側を希望していた夫妻に、佐七建設から提案したという。

「国産材に強いこだわりはないものの、青森ヒバって聞くと国産の木で安心かな。同じくらいの価格であれば、むしろやってみたいなって」と奥さん。ヒバはヒノキチオールを多く含むため香りが強いが、その香りも気に入っているという。休日にはご主人が趣味の庭づくりをする際に腰かけたり、息子さんの遊び場として使っているそうだ。「暖かくなったら、デッキの上に椅子を並べて、コーヒーを飲みながらゆっくり過ごしたいです」(奥さん)。

家の外観との調和を考え、ウッドデッキは無塗装のものを採用。撮影 日は小雨が降っていたにもかかわらず、ウッドデッキの上に雨水が溜まっていなかったのは、加藤木材産業独自の技術があるからだろう。

宮城県多賀城市 注文住宅 佐七建設 平面図

所在地 宮城県多賀城市
家族構成 夫婦+子ども2人
面積 敷地 345.69㎡
延床 114.36㎡(1階 86.21㎡ 2階 28.15㎡)
竣工 2019年11月(工期 2019年5月~11月)
設計 佐七一級建築士事務所(設計担当:佐々木勇士)
施工 ㈲佐七建設(現場監督:永沼毅也)
構造形式 在来軸組工法
主な外部仕上げ 屋根=ガルバリウム鋼板平葺き
外壁=左官仕上げ
軒天井=杉板張り
主な内部仕上げ 天井=杉板張り
壁=左官仕上げ(ナチュラルプラスター ※石灰クリーム)
床=檜フローリング

有限会社 佐七建設
〒989-6321 宮城県大崎市三本木字東浦9-2
 
信頼できる本物の自然素材だけを使い、
人にも環境にもやさしい家づくりを行なっています。
安心して暮らせる家、冬暖かく夏涼しい住まいをご提案いたします。

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