彩工房
住環境は森林環境、地球環境とつながっています。彩工房は風土と暮らしを考え、住まう人の心身が健康になり、環境負荷の少ない家づくりを目めざしています。
彩工房の家づくり
■京町家の知恵を活かす「パッシブソーラー」
家の中と外をつなぐ中間的空間、深い庇は夏の日差しや雨を遮り、土間や縁側は冬の陽だまりを楽しむ。今日では「パッシブソーラー」と呼ばれる京町家の知恵、省エネルギーで快適な空間を作り出すしくみです。敷地の特性や暮らし方を考えて太陽光、風を有効的に取り入れる開口部などを工夫します。
■壁体内通気工法「ソラリ(ソーラー・リソースシステム)」
京町家で火袋として使われていた換気のしくみを現代の家にシステムとして取り入れたのが「ソラリ」です。屋根の上に越屋根を作り、壁・天井の空気の通り道によって床下の空間とつなぎます。夏は熱を逃がし、冬は熱を蓄えるシステムです。
■火のある生活「木質バイオマスエネルギー」
家族にとって一番大切なコミュニケーション。薪ストーブやペレットストーブなど、太陽のエネルギーが転換された木質バイオマスエネルギーを活用して、家族や仲間と火を囲んで団らんする生活を提案しています。
■周囲の環境と暮らしが調和したデザイン
家はそれ一戸として成り立っているわけではありません。地域特性の中にあり、一方で街並みを形成しています。日々の暮らしに合わせた機能から生まれた無理のない設計を目指しています。格子窓や地域の土を使った塗り壁など風土を活かすアイテムが大切だと考えています。
つまり、住まいそのものが環境であり、人間の住処である「内」と自然環境の領域である「外」との間の境界を越えて、いかに「つながり」をデザインするかが家づくりの重要なポイントだと考えています。
株式会社 彩工房
〒607-8029 京都府京都市山科区四ノ宮大将軍町15
Tel: 075-632-9889
HP: http://www.saikobo.co.jp/
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