日本人の平均的睡眠時間は、OECDの調査によると、6時間27分という結果がでています。日々仕事に追われ、育児や家事、趣味余暇など、人それぞれの時間の使い方により、また事情によって睡眠時間は日本は調査対象国33ヵ国中、ワースト1位に2018年になりました。世界的にみても、睡眠不足の国、国民性と言えます。

また、ストレスに囲まれた生活のなかでは、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅かったりします。筆者も眠りが浅かったり、仕事の翌日の段取りを考えていると眠りにはいるのが遅くなってしまいます。心地よい睡眠をとるためには、いくつかのポイントがあります。まず、睡眠の2時間前までに入浴をすませておきます。これは体温が下がることによって体が興奮状態ではなく、スムーズに眠りに入る良い状態になります。また、寝る２時間前にはスマホやパソコンなど、ブルーライトを見ることを止めること、脳を覚醒させてしまうため、控えることがおすすめです。さらに就寝の３時間前に夕食をすませておくこと、これは寝る直前までに食事をしていたら就寝中も内臓、消化器官は活発に働いています、良くないのは代謝されないために脂肪が体に蓄積されてしまうデメリットもあります、熱すぎない温度でお風呂でリラックスをしたり、お気に入りの音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、自分に合う枕などの寝具を清潔に保ちながら整えたり、適度な運動も体の疲れから眠りへと誘います。また、栄養面ではトリプトファンを摂取することが大切です。トリプトファンは体内で生成されないため、食べ物からとりいれます。例えば大豆やバナナはトリプトファンを含有しています。覚醒と睡眠の切り替え作用をするホルモンのひとつであるメラトニンは、このトリプトファンによって合成されます。特に、朝にトリプトファンをとることで夜にはメラトニンが分泌されます。そして、朝起床したら少しの時間でもよいので太陽の光を浴びること、体内リズム、生体リズムを整えることも大切なひとつです。いくつかのポイントをおさえつつ、心地よい睡眠を日々実感してみてください。

今回はトリプトファンを含む豆乳とバナナを使った食べるスムージーをご紹介します。