体と心に働く、酵素シロップをつくる。

8〜9年くらい前に酵素シロップづくりが流行したことがあります。人は酵素がないと生きていけません。人間の唾液には酵素が含まれています。でんぷんを糖に分解する酵素はアミラーゼ、たんぱく質をアミノ酸に分解する酵素はプロテアーゼ、脂質を脂肪酸に分解するのはリパーゼであり、体内に吸収されていきます。酵素が働くことによって、人間は生きていくことができるのです。人間の酵素の絶対量には限界があり、それを補うために酵素シロップやローフードが流行しました。しかし、明確な効果、酵素でやせるといったことも当時は流布してましたが、結果は定かではありません。ただ、フルーツや野菜には酵素が含まれ、摂氏60度以上では破壊されてしまいますが、それ以下では生きています。加熱をしないで、生きたまま酵素を取り入れ、生活のなかで酵素シロップを水で割ったり、炭酸で割ったりして体にビタミンとともに、肌に潤いを与え、癒しの時間を過ごす、そんな観点で酵素シロップづくりを楽しんでいただけたらと考えます。果実やハーブ、野菜なども使いながら、オリジナルな酵素シロップづくりを楽しんでください。
　
今回は、簡単に作ることができる、すももとハーブの酵素シロップのレシピをご紹介いたします。