山菜についての効能

春先から流通が始まる、ほろ苦さが特徴の山菜たち。ぜんまい、わらび、ふきのとう、やまうど、たらの芽、こごみ、山わさび、クレソン、うるい、いたどり、せり、木の芽、つくし、などなど。山菜の種類をあげたら、ゆうに100種類は超えます。これらの山菜たちは冬の間に溜めた毒素を排出してくれます。冬は寒くてつい休日も出不精になったり、運動量も少なくなりがち。冬の間に食事の摂取量と運度量のバランスがとれず、脂肪につながったりします。山菜は、低カロリーで食物繊維が多く、ビタミンやミネラルも豊富であり、料理方法はおひたしや天ぷら、ナムル、ごはんにあえたり、きんぴらにしたり、和え物に使ったりと幅広く使えます。

山菜については、冬の間に溜まりがちな毒素をデトックスしてくれるため、積極的にとっていきましょう。独特の苦味は、アルカリ性の毒素である植物性アルカロイドによるものです。塩や重曹を入れて茹で、あく抜きをして使います。デトックス作用があり、余分な脂肪や老廃物を排出してくれます。

山菜の代表的な食材である、ふきのとうはフキノール酸を含有し、ジカフェオイルキナ酸など抗酸化作用のポリフェノールを含み、苦味は胃腸の働きを促進したり、ストレスの改善にも有効とされます。生活習慣病の原因ともなる体内の酸化ストレスからま守るウドも血液循環をよくしてくれるジラルペンアルデヒドを含有しています。疲労回復効果もあり、ぜひ試してみたい山菜です。

今回は、山菜のひとつである、葉わさびと花紫蘇を使った、おひたしのレシピをご紹介します。