日本でも浸透していくヴィーガン

いよいよ、来年２０２０年は、東京オリンピックが開催されます。オリンピックの時期には、海外から多くの人々が訪日されることが予測されます。海外では、宗教上のことも含めて、ヴィーガンが浸透しています。もちろん、宗教上だけではなく、ダイエットや、地球温暖化につながる理由から、さらに育ってきた環境などいろいろな条件下で、ヴィーガンである方々が大勢います。筆者が旅をした、インドネシアのバリ島や台湾、その他の国においても、もちろん、ヴィーガンを謳って食事提供するレストランは多岐に渡ります。

日本では、地域差があり、都道府県によってヴィーガンを扱う飲食店の割合はかなり異なります。都市部における割合がどうしても比重高くなります。東京や大阪、京都などでは、歩いていると、ときどき、ヴィーガンのレストランを見かけます。もちろん、それ以外のレストランの方が多いのが実情です。

ヴィーガンとは、一般的にひらたく説明すると、完全菜食主義者のことを言います。肉類や卵、魚、乳製品、はちみつなどアニマルフードを避けます。実は、いくつかに細分化されています。身につけるものも動物の革などから由来する製品を身につけないなどのエシカルヴィーガン、ダイエタリーヴィーガンは、動物性食品は避けるが、動物性製品は避けない、エンバイロメンタルヴィーガンは、畜産業が環境を害していることから、動物性製品を避けている、というように分かれます。動物性の食事を避け、穀類や野菜、豆類、海藻類、果物などから栄養を摂取しているヴィーガン、すでに東京都内では、これまでヴィーガンのメニューは掲載していなかったけれど、インバウンドを受けて、ヴィーガンを視野に入れて、メニューに加えたというお店も増えてきています。
きたる２０２０年、これからますます、ヴィーガンのお店は増えていきそうな気配です。

今回は、簡単に作れるヴィーガンのメニューをご紹介します。