旅の移動に伴うエコノミー症候群を予防するためにすべきこと。

世界を震撼させたコロナはいまだに完全終息したわけではないけれど、すでに世界経済は再開し、元の状態へと回帰しています。日本国内外で旅行は活発化してきており、日本の円安が追い風となり、海外からの渡航客がこれみよがしに押し寄せています。

旅の移動手段はさまざまであり、目的地まで車や、電車、新幹線など高速鉄道、飛行機、船などが主体となりますが、近場の移動であればまだしも、長時間にわたる移動は座りっぱなしになることがほとんどで、飛行機の移動を例にあげると国内の沖縄までは東京からだと約２時間半、北海道まで１時間半、海外旅行となると韓国で１時間半、台湾まで４時間、インドネシアのバリ島やハワイで７時間半、さらに、ヨーロッパのイタリアやスペインはロシアとウクライナの戦争の影響を加味して、北極圏経路で渡航しているため、１５時間から１７時間と時間を要します。移動の間は座りっぱなしになり、血流が悪くなるため、足がむくんだり、血栓ができて血管を通り、肺に到達したり、心不全になったり、生命の危険を伴います。運が悪ければ、死にいたるケースもあります。

私の場合、飛行機に乗るときはたとえ、短い飛行時間であっても足首の上下運度を欠かしません。これにより血流の滞りを改善し、さらに水分補給もこまめにします。また、長距離の飛行機ではトイレの回数を増やして、歩くことを心がけます。以前、出張でアメリカに行く機内でトイレ近くでしばらくの間、壁に両手をついた状態で足を高くあげたり下げたりと、連続してしばらく運動をしている女性を見かけたことがあります。シカゴまで１４時間ほどかかったため、何かしら軽い運動は必要です。また、マッサージをすることも有効です。滞ったリンパを流し、同時に血流も促します。足首から太もも、腕や肩、首、手のひらや指先、頭のマッサージ、座っている席の範囲でとなりの方に迷惑をかけずに、セルフマッサージをします。これから旅をする機会が増えてくるとおもいます。可能な範囲内でエコノミー症候群を予防し、快適な旅を楽しんでみてください。

今回のレシピは、血流改善の料理をご紹介します。